「シングルモルトの歩き方」を見てシングルモルト6種類を飲み比べてみた!

  by 古川 智規  Tags :  

サントリースピリッツは、 海外旅行ガイドブック『地球の歩き方』とコラボした 特設サイト「シングルモルトを、旅しよう。シングルモルトの歩き方」のオープンに合わせて俳優の加藤諒さんを起用したWEB動画を公開している。
ちなみにスコッチウイスキーにおけるシングルモルトとは、同じ蒸留所で製造されたモルトウイスキーを瓶詰したものであって、ブレンドしていないという意味ではない。ブレンデッドモルトは複数の蒸留所で製造されたモルトウイスキーやグレーンウイスキーを瓶詰したものだ。一つの樽から詰められたウイスキーはシングルカスクという。
今回は6種類のシングルモルトウイスキーをハイボールで飲み比べてみた。

アードモア(Ardmore)

アードモア(Ardmore)は東ハイランド地方のアードモア蒸溜所で製造される。スモーキーかつ若干の甘味があり、特徴のあるスコッチウイスキーだ。おつまみをチーズなどの強いものにすればよく合うと感じた。

グレンフィディック (Glenfiddich)

グレンフィディック (Glenfiddich)はダフタウン地方のグレンフィディック蒸留所で製造され、比較的古くから日本に輸入されているので有名どころ。シングルモルトウイスキーではシェアが高く日本でもおなじみの味だ。

マッカラン (Macallan)

マッカラン (Macallan)はスペイサイド地方のマッカラン蒸留所で製造される。日本でも有名なシングルモルトウイスキーで、比較的飲みやすいので、飲み手を選ばないのではないかと感じた。

オーヘントッシャン (Auchentoshan)

オーヘントッシャン (Auchentoshan)はローランド地方のオーヘントッシャン蒸留所で製造される。お酒の味の好みは個人の好き好きなので、万人に当てはまることはないのは承知の上で感想を述べると、記者にはオーヘントッシャンが一番好みだった。クセがないウイスキーとして知られており、逆に言えば特徴のない味だともいえよう。独特のスモーキーさがないのは多段蒸留を行っているからなのかもしれない。

ボウモア(Bowmore)

ボウモア(Bowmore)はアイラ地方のボウモア蒸留所で製造される。この地方で製造されるウイスキーはかなりスモーキーでクセのあるものが多いが、それでもボウモアは比較的マイルドな方だと感じた。こちらも味や香りの強いおつまみに合わせると飲みやすく感じたが、このクセが好きな方にはそのままの方がいいのかもしれない。

ラフロイグ(Laphroaig)

ラフロイグ(Laphroaig)はボウモアと同様にアイラ地方のウイスキーだ。6種類の中で最もクセのある味だと感じた。蒸留所が海に近いことからヨード臭がするのはこの地方の特徴だが、ストレートで飲んでみると日本人には漢方薬のような味に感じるだろう。しかし、そのクセゆえに世界的には人気のウイスキーで好みの分かれるところだ。ハイボールにしてもクセはあまり抜けないので覚悟が必要かも。

6種類のシングルモルトウイスキーを飲み比べてみたが、好みは人それぞれでどれが良いということは一概には言えない。自分好みが分からない場合はYouTubeの動画【シングルモルトをはじめたばかりの男】全7編、【シングルモルトの歩き方】全7編を参考に、自分の好みのシングルモルトウイスキーを見つけてみてはいかがだろうか。
ちなみに最後に白状すると、記者はバーボンが好みなので次回はバーボン編でやっていただきたいと願っている。
詳細は特設サイトをご覧いただきたい。
※参考
シングルモルトの歩き方
https://www.suntory.co.jp/whisky/singlemalttravel/ [リンク]

※写真はすべて記者撮影

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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