【発売前レビュー】「キリン 生茶 ほうじ煎茶」がリニューアルして9月14日から全国発売!食べ合わせの相性も検証

  by 古川 智規  Tags :  

キリンビバレッジは昨年発売した「キリン 生茶 ほうじ煎茶」を味覚・パッケージデザインともにリニューアルして9月14日(火)より全国発売する。発売に先立って報道関係者向けに開催されたオンライン記者発表会を取材して実際に飲んでみたのでレポートする。

ほうじ茶なので珍しい味ではなく、日本人ならだれでも知っているおなじみのお茶だ。しかし多くの無糖茶が発売されている中で特徴を出そうと思えば大変なのは言うまでもない。ほうじ茶は主に煎茶を焙じて作られるので、なんといってもその香ばしさが命だろう。本品はどの種類の無糖茶よりも開封時の香りが強い。香ばしく力強い香りはそれだけで食欲をそそる。今回のリニューアルでは製法そのものが変わっているので、新しい商品として飲んでみた。

同社が今回提案した食べ合わせは、スイートポテトのスイーツだ。素材が甘く濃厚で他の飲料に左右されにくいスイーツだが、本品と組み合わせは濃厚さと香り高さが両立して、コーヒーや紅茶とはまた違った味わいが舌だけではなく鼻でも感じられるところが特徴だと感じた。味はほうじ茶独特の苦みと渋みがしっかりと感じられる反面、飲んだ後のさっぱり感もなかなかのもの。
こういう組み合わせが良いのであれば、おそらくベイクドチーズケーキあたりも同様な感覚になるのかもしれない。その意味では日本茶ではあるものの、和洋どちらにも通じるオールマイティーな飲料との認識も成り立つだろう。

無糖茶がこれだけ多くの種類発売されているのは日本くらいではないだろうか。実際にコンビニで今から飲む飲料を買おうと思ったときに迷ってしまうのも種類が多いからだろう。それだけ味覚にうるさい日本人を満足させ、あらゆるシーンでマッチする飲料を提供していると言える。記者発表会で記者が同社におススメのシーンを質問したところ、個人的見解であると断ったうえで、「これからの秋の季節に紅葉を眺めながらのシーンであれば香り高い本品が一層、秋の香りを感じさせるのでおススメ」だとのことだった。
味はもちろん、香りも食べ物の要素のひとつなので、自分だけのほうじ煎茶と合うものを見つけてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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