好きなYouTuberに失敗小僧🐸さんがいます。元県庁職員の恰幅のいいおじさんで、頭脳明晰、それでいて明るく、面白く、かえるのおもちゃとキンチョールなんて画面に映る場所に置いちゃって、楽しく社会問題やお得意の行政について解説していらっしゃる。滅法わかりやすく、大変ためになる。失敗小僧さん風に言うなら「めちゃんこためになる❣」
ご自身は県庁退職後、何度も司法試験に挑戦し結果が出なかったため、昨年度、司法書士の試験に合格され司法書士としてこれから活躍される方向。勿論、失敗小僧さんのファンも多く、素人でありながら10万人登録もされ銀の盾もそのうち届くでしょう。
失敗小僧さんは宮迫博之さんの、例の『🌈アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』17日夜、ABEMAと吉本興業公式YouTubeチャンネルで配信された動画についての解説はされないのか? と日々チェックしてますすが、この動画本体が削除されているようで今ではもう見ることが出来ません。よって失敗小僧先生の解説は見られない…
では、待たずに自分でやっちゃえ❣と、苦境に立たされている宮迫博之さんがなぜ墓穴を掘ってしまったかを考えてみますね。
よしもとの会長で、ダウンタウンを育てた大崎洋さんの最新の週刊文春編集部の記事、「『雨上がり決死隊解散』“吉本のドン”が語った「『宮迫に頑張ってという気持ちはない』」を見ました。これは文春オンラインでお読みになれます。(https://bunshun.jp/articles/-/48149)
もう、よしもとのドンから毛嫌いされているわけなんですね。どうしてこう嫌われるのかを、ちょっと突き止めて見たくなり、2019年の7月に配信された【ノーカット版】宮迫博之さんと田村亮さんが会見で謝罪 を見てみたのです。(https://www.youtube.com/watch?v=rURTpvnUFt4&t=2146s)
わかりました、宮迫さんは吉本興業の社長の岡本昭彦氏との面談の内容をペラペラ記者会見で話してしまっているのです。これはいけません。吉本興業は100年以上の歴史のある企業で、多くの売れっ子芸人を抱える日本で最大のお笑いの会社です。それだけ社会への影響力もあります。その社長との面談、ことが事だけに密談に近い緊迫性があったことでしょうが、それを記者会見でペラペラ話すと言うのは、もう救いようがありません。
動画の内容は、神妙な面持ちの宮迫さんの隣に憔悴しきった田村亮さんがいらして、宮迫さんの闇営業問題が発覚し、しかも宮迫さんがウソをついていることがわかり、それに対しての面談が行われ、そこには社員や弁護士の方々もいらしたそうです。
そして重要な話ゆえ岡本社長は、そこにいた社員や弁護士の方たちに「すべて外にでろ」と仰ったそうです。おそらく会議室でしょうか、面談の部屋から退出させます。室内に居残ったメンバーは岡本社長、宮迫さん、田村さんと後、ふたりの計5人。おそらく、そのふたりはよしもとの幹部でしょう。
宮迫博之さん、記者会見で溜めて溜めて「先ず、最初に岡本社長がおっしゃったのは『お前ら、テープまわしてないやろな?』と言われました。」宮迫さんの言葉は続きます、「回してません、そんなことするわけありません。」と。
宮迫さんは岡本社長を記者会見で悪者に仕立てている印象を受けました。しかし、ことの発端はご自身の就業違反の闇営業です。しかも反社のパーティーに参加し、金銭の授受がありながら「ない!」とウソをつきます。吉本興業は政府との仕事も多くしている企業ですので、所属タレントの致命的なウソに翻弄され、問題解決に社員たちは走り回り疲れ切っていたことでしょう。
そもそもフジモンが雨上がり決死隊解散の番組で言った「宮迫さんが悪いんですよ、宮迫さんのせいですよ。あなたのせいで雨上がり…なくなるんですよ!」が全てだと思います。
宮迫さんは闇営業という違反をし、しかも反社の人から金銭の授受があり、それをなかったと所属会社の吉本興業にウソをついたのです。解雇されて当然で、解雇されたら勝手に記者会見を開き、岡本社長を責めるような口調になり、そりゃ、岡本社長の上司である大崎会長は怒りますよ。
会見中「よしもとには感謝しかないです」と言っても、面談の内容を記者会見で言うのは、感謝していないからの裏切り行為ですから、ここにも宮迫さんお得意の整合性の欠如がみられます。
大崎会長が矢面に立ち、部下の岡本社長を守っているのです。岡本社長との社員、弁護士まで退出させた面談の内容は一部でも話すことはルール違反です。岡本社長が「お前ら、テープまわしてないやろな?」と言ったことは、岡本社長としては公表されたくない発言でしょう。コレ、ウソツキは泥棒の始まりの宮迫博之さんにだから言っているのであり、もし、相方の蛍原徹さんとの面談なら、例え、ホトちゃんが闇営業をしていたとしても、岡本社長はそんな乱暴な言葉は発しなかった筈です。
要するに岡本社長は人として、宮迫博之さんを信用していなかったのです。宮迫さんはテープで録音はしなかった代わりに、記者会見でそれをぶっちゃけました。これ、相当タチが悪いです。
そんな裏切り行為をしら~っと忘れて、よしもとに帰りたいと今更ラブコールを送られても、やられた側は忘れませんよ。闇営業を共にした金銭の取り分の少なかった後輩たちは、ようやく復帰できたにしても以前のような収入に戻るのは難しいと思います。
それなのに宮迫さん、自分はYouTubeで大きく稼いで、ヒカルという強力な後押しがいて、高級時計をプレゼントされて泣いてみたり、事業に乗り出したりと順風満帆じゃないですか。闇営業の後輩たちを路頭に迷わせ、まるで大海の小舟のような状態にし、自分だけ安定した収入を得、安定のクルーズ船に乗るような後ろめたさはないのか ?と思ってしまいます。
確かにここまで嫌われる宮迫博之さんを気の毒にも思いますが、やはり、会社組織の社長との面談内容を記者会見で話したのは、もう吉本興業から三下り半を突き付けられても、それは当然の報いだと思います。
相方の蛍原さんは数多いコンビのレギュラーを何本も無くして、収入面で大打撃を受けながら、それでも宮迫さんの復帰を願っていた筈です。しかし、宮迫さんの言動に対し首を傾げるというか、もう、その首が傾いて固定されているような不信感、および方向性の違いが決定的になってしまったのだと思います。
宮迫博之さんの芸人人生は、上げ下げの起伏が激しいようです。暫く休んでYouTubeで出直すのが一番の最善策に思います。あれもこれも欲しがるのではなく、それよりもなによりもウソはつかない方がいいのです。
整合性の欠如、これがウソです。ウソをつかない生き方には後ろめたさはありません。言動の不一致は他人に不信感を与えます。ここを徹底的に改めれば、また新しい道も見つかるかもしれません。
宮迫さん、芸人なら「自分はいなくなればいいのかも?」というような、自殺を考えていたようなことは思っても口に出さないことです。それはね、芸人として見苦しいと思います。
でも、叩かれても這い上がる根性はきっとおありでしょうから、今は少しゆっくりされて、また何かしら行動に移せばいいと思います。