2012年夏にはあれほど騒がしいほどに広がった『反原発デモ』は、参加人数は落ちているものも毎週の金曜日の18:00ぐらいから始まり、21:00あたりまで行われているようだ。
特例国債法案が通らないため、地方より財政の不安が叫ばれた11月2日(金)の20:00ごろ。反原発デモにもなんらか動きがあるかと思って現地に向かってみたが、こちらで確認できたのは国会議事堂正門前から地下鉄有楽町線の桜田門駅に向かう間に3グループが反原発のデモを行っていたことだ。
国会前で共産党の志位委員長が参加者と共に声をあげたと思われる場所のデモである。こちらは、落ち着いた声で反原発の主張を繰り返していた。横断歩道を挟んで、対面する場所にも拡声器が取り付けられていた。ちょうど、20:00ぐらいには解散する状態ではあった。
少し、桜田門の駅へ歩くと、淡々と反原発を訴えるグループがあった。こちらも反原発の主張が主で、他の主張などは聞かれなかった。
一番、音に特徴があるグループが国会議事堂正面より離れた場所で、リズムに合わせて反原発を唱えていた。一番、音が大きく、永田町駅からでも聞こえてきていたのはこちらのグループのモノであることが分かるであろう。
反原発デモは官邸前でも行われていたとの情報もあるので、国会議事堂正門前から桜田門に向かって3グループ。官邸前のを合わせて、合計で4か所で行われていると思われる。
永田町駅から反原発デモが行われている場所まで、警官が各交差点にて誘導している。途中の警官に反原発デモにくる人々の具合を聞いたところ、夏よりかは少なくなっているとのことだ。
ただ、原発廃炉するための人材が不足しているため、廃炉できるまで低温安定できるのか不安視されているため、今後の動向によっては国民の反発の可能性があるだろう。