(写真はクオモ知事公式ツイッターより)
とんでもないニューヨーク州知事である。州知事というより州痴事と呼んだ方がいいのではないかと思う。ようやく日本でもニュースに取り上げられたが、当地、ニューヨークでは毎度毎度の話題で、醜聞が出た当初は衝撃的だったが、セクハラ被害の女性達が次々と名乗り出て、不思議なものでクオモ知事も最初のやつれた姿から、ある意味打たれ強くなっていったような気すらした。
写真は本人のツイッターの写真なので、大袈裟に言うと”奇跡の一枚”で、本人をパレードの時、見たことがあるが、肌がゴツゴツして見えて、印象の悪い顔、ハッキリ言うと悪相に見えた。
アンドリュー・クオモは何をしたかと言うと、部下の複数の女性職員にセクハラをしていたのだ。体の接触もあるし、性的な質問をしたり、20代の職員には「若い女性と関係を持つのに興味がある」と実にイヤらしいことを言っていた。普通、こういうことは表立たない。また、20代の若い女性職員がそれを言ったとしても、州知事の立場が圧倒的に上だからもみ消されてしまう。事実であっても、言えない立場にあることをクオモもわかってそういうイヤらしいことをする姑息さ、卑怯さ。
クオモの父親も州知事だった。所謂、二世知事だ。キャリアは弁護士から始まり、母校はかの小室圭さんの卒業あそばしたフォーラム大学。離婚歴一度。元妻はロバート・ケネディーの娘。言うまでもなくロバート・ケネディーはケネディー大統領の弟で兄の政権時に司法長官を務め、兄の暗殺によりその職を解かれたあと、ニューヨーク州の上院議員になった。その弟も上院議員時代に兄同様暗殺された。
クオモ知事の弟は兄と違いイケメンで、現在はCNNのキャスターをしている。CNNはクリス・クオモがキャスターのせいかクオモ知事のセクハラのニュースを弟が出番の時には報道させていないとの偏向報道に苦情が出ていた。メディアによると弟の入れ知恵で、兄にそのまま逃げ切れと言ったとか… 汚い世界だ。
クオモ知事には公認の恋人がいた。彼女は有名人でテレビにも出演するし、本も多く出版している料理を売りにするパーソナリティーだ。この女性の元夫は年上の大金持ち。このような美女が伴侶として選ぶはずはないが、サンドラ・リーを広告に起用した会社の社長だった。
サンドラ・リーはシェフという肩書だが、包丁さばきは酷いものだし、手順も悪く、料理らしきものはハッキリ言って作っていないと言える、出来合いのモノをアレンジして作る『セミ・ホームメイド』を売りにしていた。下記写真をご覧頂きたい、美女である。
(Photo from amazon.com-Sandra Lee Semi-Homemade Weeknight Wonders: 139 Easy Fast Fix Dishes)
この州公認?と言える恋人と同棲し、しかし、一向に結婚する様子を見せなかった。時間経過でリーは癌になる。そして、クオモは病室でリーの傍に座り手を握り、記者達に愛情をアピールするが、もうその時点でリーへの愛は薄れていたのがはっきりわかった。言葉はキツイが同棲相手だが、古女房には興味なしが見えてしまった。同棲相手は癌の手術を終えたが、暫くして二人は別れた。
アメリカのメディアは、クオモのセクハラがリーとの関係を解消する頃から始まっていたことを、私が知る限りどこも報道していない。
ちなみにこの下衆なエロ知事は、新型コロナウイルス感染症で州知事として手腕を振るったと高く評価され、自分も大いにアピールしていたが、後に介護施設での感染者数を少なくしていた小細工がみつかり大体的にメディアで報道された。
口の悪さをお許し願いたいが、このエロ知事をパレードで見たほぼ10年近く前、エロ知事の顔は象の足のようだった。そのエロ知事が昨年自分の功績を自分で賞賛する本を出版した。題名は『American Crisis: Leadership Lessons from the COVID-19 Pandemic』アメリカの危機:COVID-19パンデミックからのリーダーシップの教訓だ。
(Proto from amazon.com/American-Crisis-Leadership-COVID-19-Pandemic/dp/0593239261)
セクハラ被害女性達が勇気をもって告発しなければ、未だに英雄ぶっていたはずだ、このエロ知事。