空前のメダルラッシュに沸く、東京オリンピック。
ですが、出場するすべてのオリンピアンの皆さんに東京都民として謝罪しなければなりません。
7月の都議会選挙にて「東京オリンピック無観客」をマニュフェストに掲げた「都民ファースト」を当選させてしまい、申し訳ございません。
「都民ファースト」単体で「無観客」の判断をしたわけではありませんが、「無観客」を推し進めたことは紛れもない事実です。
選挙公約で「東京オリンピックは最低でも『無観客』」と堂々と掲げた政党「都民ファースト」が当選させたのは選挙を持っている東京都民であります。
大歓声の中、自国開催でメダル獲得を実現させることができなくて、申し訳ございません。
開会式を観戦した小池都知事が特別顧問を務める「都民ファースト」
引用元：https://tomin1st.jp/wp-content/uploads/2021/06/d22711f671ae022a1ffdddeefce60aba.pdf
こちらは都民ファーストの東京都議会議員選挙[確認団体ビラ(1号)]である。
重点政策の1つに「無観客を強く求める」
7月の都議会選挙の3つの重点政策の1つに
「国が有観客での開催を強行する場合「無観客」での開催を強く求める」
とある。
これは紛れもない事実であり、これらの主張を述べている都民ファーストが当選させたことによる、今回の「東京オリンピック無観客」の影響はゼロではない。
特別顧問は開会式を観戦。リモートの選択肢はなかったのか
#天皇陛下 のお言葉を
座ったまま聞いた史上初の
日本の総理大臣と首都東京の都知事だろうな。#菅義偉 #小池百合子 #東京2020オリンピック #開会式#東京2020#Tokyo2020 pic.twitter.com/EAR8A000dU— 下馬評通り (@takahirahira) July 23, 2021
小池都知事は開会式でスピーチするわけでもなく、ただ開会式の演出を特等席で観覧した。
同様にスタジアムで観戦する予定だった人、観戦したかった人もいるだろう。
「無観客を強く求める」政党の特別顧問は開会式の感想を以下のように述べた。
「とても素晴らしい開会式だった。（聖火ランナーの）最後の大坂なおみさんは、この大会を象徴するものだったと思う」
オリンピアンの皆さん、東京オリンピックの観戦を楽しみにしていた皆さんに謝罪
オリンピアンの皆さん、無観客をマニュフェストに掲げた党を当選させてしまい、
また、東京オリンピックの観戦を楽しみにしていた皆さん、東京都知事選で再選させてしまい、
東京都民として謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
