都合のいい考え・押し付けが矛盾を生んでいることにようやく気づいたのではないか。
2021年7月25のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に生出演した宮城県知事である村井嘉浩氏。
村井知事の本質を突く発言はオリンピック開催反対を最後まで喧伝していた新聞・テレビはおろか、Twitter等でオリンピック反対派まで完全沈黙させた。まさしく白旗をあげた状態だ。
なぜオリンピックだけ無観客に固執するのか
村井宮城県知事
「仙台の中心部で1万5千人が集まりお酒も飲めるオールスターゲームがあった。これは良いのに、仙台から離れた場所で5万人の会場に3~4千人しか入らず、お酒が出ないのが”ダメだ”はとても納得が出来ない。野球も五輪も平等に扱うべき。コアで動いている方達は政治運動のように感じる」 pic.twitter.com/Xvmh8aHyMF— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) July 24, 2021
要はプロ野球はお酒、1万5千人はOK、オリンピックは無観客という
〝ダブルスタンダード〟をわかりやすく説明した。
普段こうしたオリンピック開催に関して「命か、中止か」という釣り合わない二択しかできない新聞・テレビはこぞって取り上げるのだが、自分たちが片一方だけを報じていることにようやく気づいたのか、どの局も大きくは取り上げなかった。
なぜなら新聞・テレビは信念がなく、報道は視聴率を稼げばいい、PV数を稼げばいいという思考だからだ。
伝えたい信念など、どこにもにない。
反対派の郡和子仙台市長も当然の沈黙
オリンピックだけ頑なに無観客を要求する郡和子仙台市長もこの件に関して当然の沈黙、白旗をあげている状態。
仮に「人が集まるイベントを中止する」信念をもっているなら、プロ野球のオールスターはもちろん乃木坂46が7月17日~7月18日に仙台・セキスイハイムスーパーアリーナのライブを無観客、中止してほしいといわなかったのか。
それは「オリンピック反対」と言えばある一定の層から支持が得られるからだ。
つまり、信念があるわけではなく、人気が欲しいだけだ。
そのため、自分がオリンピック以外の人が集まるイベントを黙認し、オリンピックだけを反対する考えを矛盾していることを
わかっていないのだ。そして言葉で説明できないのだ。
矛盾から目を背けずに、考えを悔い改めることが大事
オリンピック以外の人が集まるイベントを黙認し、オリンピックだけを反対する考え。
その考えを作ったのは紛れもなく、新聞・テレビである。
連日連夜、オリンピック大会だけを中止運動・無観客報道だけを続けた。
信念がない、都合のいい解釈を流し続けた。
そして本質的な正論の前に何も言えない状態になる。
いい加減、自分たちが都合のいい解釈が通らないと不平不満を言うのはやめにしないか。