「丸亀製麺」夏の新商品試食会取材レポート『丸亀こどもうどん弁当』『シビ辛麻辣担々うどん』が誕生!

  by 古川 智規  Tags :  

丸亀製麺は明日2021年7月21日(水)から『丸亀こどもうどん弁当』、同年7月27日(火)より『シビ辛麻辣担々うどん』を発売する。発売に先立ってに行われた報道関係者向け試食会を取材したのでレポートする。

丸亀こどもうどん弁当

新型コロナウイルスの影響で、昨年同様今年の夏休みも様々な制限が予想される。同社では「子どもの笑顔で日本を元気に!」をテーマに、子どもが笑顔になれる食事、そして幸せそうに食事をする子供の姿を見て、周りも自然と笑顔になれる、そんな「笑顔の連鎖」を生み出すきっかけを作りたいという想いで開発した。お弁当の名の通り、彩り豊かな7種のおかずと、もちもちのうどんが入った本品はテイクアウト専用品だ。ちなみに購入に年齢制限はないので大人が購入しても構わないし、むしろうどんの量が1玉のお弁当は大人にも十分なボリュームなので、暑い夏の昼食や夕食にもよい。

『丸亀こどもうどん弁当』には、同社のコシのあるうどんはもちろんだが、子供が大好きなおかずをふんだんに詰め込んでいる。とりももの唐揚げ・揚げシュウマイ・タコちゃんウィンナー・旬の枝豆とコーン・色鮮やかなブロッコリー・きんぴらごぼう・ほんのり甘いたまご焼きの7種のおかずが入っている。
ぶっかけだしを自分でこぼさずにかけられるように、キャップ式の容器を採用している。かける量も自分で調整できるので、子供はおそらく全部かけてしまうのだろうが、好みの味加減の調整ができるようになっている。
丸亀製麺では、毎日お店で粉からうどんを打っているのはご存じの通り、そのこだわり麺をおいしく食べてもらい、小さな子供も「全部食べられたよ!」という成功体験が実感できる1/2玉サイズと、食べ盛りの年齢であればおなか一杯になる1玉サイズの2種が用意され、おなかの減り具合や成長にあわせて選択が可能だ。大人の場合、1玉でも結構な量があるので男性ならちょうどよく、女性にはガッツリという感じになるのかもしれない。
いろいろなおかずが一堂に会したお弁当はどこから食べようかと迷うほど。記者のお気に入りは枝豆と揚げシュウマイでいい組み合わせだと感じた。子供には若干重いかなと思われる重厚な同社のうどんだが、箸を使う練習にもなるだろう。かけうどんとは違いすぐに伸びてしまう心配はないので、うどんと格闘しながら食べきってほしい。

子供の食べるという日常の行動で栄養学的にも食育的にもよく考えられたお弁当だが、記者にはそこまでの知見がないので保育園で実際に子供たちに食の観点から携わっている栄養士の藤村直加さんに、本品の詳細を告げず写真とメニューの内容だけを見てもらい意見を求めた。

「まず子供にとって見た目は大事ですね。タコちゃんウインナーをはじめ、お弁当で人気上位のおかずが散りばめられていて、子供はもちろんですが老若男女に好まれそうな内容です。栄養面では冷やしうどんだけではなく、おかずが乗っている分だけカロリーが高くなりそうですが、大人で気になる方にはうどんを半玉・1玉と選べるのでここで調整ができるのはいいと思います。食育の観点ですが、揚げ物・きんぴらごぼう・コーンと枝豆など噛みごたえのあるものが豊富で、よく噛んで食べるという大切な習慣を体現していると思います。ただし、小さい子どもは噛み砕く力が弱く、豆などを気管に詰まらせる恐れがあるので保護者が気をつけて一緒に食べるのがよさそうですね」

資料を一切見せずに意見を求めたのだが、最後の注意事項は同社も認識していて「枝豆やコーンは、誤って気管に入る可能性があります。3歳ごろまではお控えください。また、4歳以上のお子さまも喉に詰まらせないようお気をつけてお召し上がりください。」と商品の注意事項に掲げてあるので、栄養士の指摘には合致していると言えよう。

シビ辛麻辣担々うどん

夏にはあえて辛いものを食べて暑さを吹っ飛ばそうというのは昔からの習慣のひとつでもある。そんなニーズにこたえて同社の「夏うどん」シリーズのひとつとして『シビ辛麻辣(マーラー)担々うどん』が新登場する。打ち立てうどんと濃厚な冷製担々スープを一緒にすする。今年の辛い系の食べ物には付き物の「花椒」がふんだんに使われている。もちろん、担々麺なのでゴマも肉みそもたっぷりだ。

同社によると、無料で盛れる薬味でおススメなのは天かす、すりごま、青ねぎ、おろししょうが等だという。それにトッピングで「長なす天」「ジャンボオクラ天」をチョイス。これは先に入れても良いが、記者は後で食べることにした。小松菜、ザーサイ、白ネギは最初から入っているので、薬味もすべて豪快に混ぜて食べる。冷製なのでうどんは熱くないのに、花椒のしびれる辛さで汗が流れ出るが、唐辛子がこれでもかと入った激辛ではないために引くのも早い。

どんなにスープや薬味をからめて食べても、肉みそを含めて残ってしまうのでこれをトッピングの天ぷらにかけて食べると本格的な「マーボーナス」風になる。まだガッツリ食べたいのであればご飯を追加してマーボーナス丼にしてしまうのも手だ。さまざまな組み合わせ・食べ方が提唱されている自由な丸亀製麺だからこそできる技だ。

夏に向けた同社のうどんで暑い夏を吹き飛ばし、子供とも楽しい食事の時間を共有して厳しい制限サマーを乗り越えたい。

※写真はすべて記者撮影

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