『劇場版DEEMO』に佐倉綾音、鬼頭明里の出演が決定!第二弾キービジュアル&英語版タイトルも発表に Anime Expo Lite 2021で解禁

  by ときたたかし  Tags :  

現在制作中の劇場版長編アニメ『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、 今も響く-』の最新情報について、オンラインで開催された「Anime Expo Lite 2021」にて声優の佐倉綾音、鬼頭明里の出演が発表され、同時に第二弾キービジュアルと英語版タイトル「DEEMO Memorial Keys」も発表となった。

同作の原作となるアプリゲーム「DEEMO」は、全世界で累計2800万ダウンロードを突破する大人気ゲーム作品。 劇場アニメ化のプロジェクトは「進撃の巨人」を世界的ヒットへと導いたポニーキャニオンとProduction I.Gグループが共同制作であたり、「Fate/Zero」や「鬼滅の刃」など数々のアニメ作品の楽曲や劇判音楽を手がけてきた梶浦由記氏が、その主題歌とイメージソングを手掛けることでも注目を集めている。

3月に国民的アイドルグループ日向坂46の丹生明里の出演が発表されたばかりだが、今回「Anime Expo Lite 2021」のステージには、主人公の女の子・アリス役を務める声優の竹達彩奈と、今回出演が発表された佐倉綾音が登壇。竹達さんは英語版のタイトルを受け、サブタイトル“Memorial Keys”について「なるほど」と納得したようなリアクションだった。

サニア役を務める鬼頭明里はVTRで登場し、「初めてDEEMOに触れる方にも楽しんでいただける作品になっている。楽曲に癒される効果もある作品なので、是非映画館の音響で楽しんでいただきたい」とコメント。

その後、ロザリア役を演じることが発表となった佐倉さんがステージに登壇し、「作品の世界がすごく確立されていて、流れる空気感もスタッフさんが自信を持って作られていたのでそこに乗っかった」と語った。原作のゲーム「DEEMO」をプレイするコーナーでは佐倉さんと竹達さんが挑み、ゲーム初プレイの佐倉さんと、プレイ経験のある竹達さんの対照的なプレイ内容で、ステージは終始賑やかな雰囲気となった。

続いて、今作の主題歌を歌唱する15歳の歌姫、高島一菜が登壇。原作「DEEMO」のカバー曲「YUBIKIRI-GENMAN」を披露した。高島さんは「世界中の人に愛されているDEEMOが世界で公開されるということで非常に楽しみです」とコメント。主題歌の歌唱に期待だ。

イベント終盤で竹達さんは、「世界中の人に愛されているゲームの劇場版ということで、新たな形として皆さんにお届けできるということで嬉しく思う。世界中の人に楽しんでいただける作品になっているので楽しみに待っていてほしい」と語り、イベントは終演した。

■■「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、 今も響く-」

<ストーリー>
謎の生物・Deemoが孤独にピアノを奏でている城。そこにある日、記憶を失った少女が空から舞い降りてくる。Deemoと少女、そして城の不思議な住人たちや、ピアノの音色で成長する木によって、優しくて切ない、愛の物語が紡がれていく。

<キャスト>
女の子・アリス:竹達彩奈 [TAKETATSU AYANA]
仮面の少女:丹生明里 [NIBU AKARI]
サニア:鬼頭明里 [KITO AKARI]
ロザリア:佐倉綾音 [SAKURA AYANE]
ほか

(C) 2021 Rayark Inc. /DEEMO THE MOVIE Production Committee

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo