夏の経口補水液を遊び心でオシャレに決めればテレワークでも一目置かれる?かも

  by 古川 智規  Tags :  

夏になれば室内でも水分補給は必要になる。水、お茶、スポーツドリンク等がセオリーだろうか。しかし自分で作っても構わないし、ちょっと変わった容器に入れておけばテレワークで見切れた時に「なにそれ?」となるのは請け合いである。
今回はそんな経口補水液として使えるドリンクと、オシャレに決めるコンポート、それにびっくり容器を記者が勝手にコラボして紹介する。

ロゼオール シンデレラDeナイト

レーベンが販売する容器2品をまず紹介したい。
まず最初は「ロゼオール シンデレラDeナイト」。大きさが写真ではわかりにくいかもしれないが、顔くらいのデカさだと思っていただければよい。よって容量は2リットル以上ある。本来はパーティーグッズとしてのワイングラスまたはデカンタとして販売しているものだが、これを流用する。なお、ここで紹介する容器2品は現在のところ1個単位での小売りは行っていないので、ロットで購入する必要がある。同社に取材したところ、ロットの単位は6個なので、個人でも直売の相談には応じるとのこと。仲間とグループ購入するのがよさそうだ。

ガラス製ではなくトライタンという特殊な樹脂製なので割れることはほとんどない。体内に入る医療機器用として開発された素材を使用している。透明度がガラス並みに高く向こうが透けて見える。入れたのは市販の紙パック入り1リットルのグレープジュースだ。全部入れてもこの程度までしか入らないので容量のデカさがお分かりいただけるだろう。ワインを入れても飲み切る自信がなかったのでジュースにしただけだが、ワインならフルボトルで2本は余裕で入る。もともとワイン用で顔を突っ込めるほどデカいのは、香りが全部顔にくることを意味するので、液量が多かろうが少なかろうが香りを楽しむことができることだけは確かである。

スペリオール・ボウル

次に紹介するのがフタ付きの「スペリオール・ボウル」。同じ素材でフタ付きの少し小さいサイズのものだ。小さいとはいえ容量は1リットル以上はあるので、通常はフタ付きなのを利点としての食品容器やおやつサーバーとしての利用が想定されている。しかし、耐熱が摂氏100度なので、お湯を入れても構わないという素材の特長を生かして、パスタを入れてみた。

電子レンジでゆでたパスタにレトルトソースをかけただけだが、本品の柄を持てば熱くはないし、顔を持っていく形で食べるのでソースがはねても容器の中。よって飛散したソースが服について洗濯機直行きということはない。そして皿状ではなく筒状になっているのでソースが混ざりやすく、熱が逃げにくいためにパスタが冷めないのも利点だった。
また実際に記者が試してみたのが、袋入りインスタントラーメン。調理したラーメンを鍋から直接本品に投入して食べることができる。不思議な気分だが、だれに見られているわけでもないので思う存分オシャレな?ラーメンを食べよう。

Amino Squash

経口補水液を自分で作ってもいいのだが、面倒という人は「Amino Squash」という粉末ドリンクをお勧めしたい。これはアミノ酸・クエン酸・ローヤルゼリー等が配合されていて、溶かすだけで飲むことができる。
2種類が販売されていて、写真右の「レモンフレーバーDRY」はその名の通りレモン味というよりも、まったく甘くないレモンそのものでかなり酸っぱい。レモンサワーやレモン代わりとして利用可能だろう。写真左の「レモンフレーバー」は、若干甘みがありそのまま飲むことができよう。
レモンをかじるのと同様に、クエン酸により疲れ知らずのドリンクとして、あるいはお酒に混ぜてちょっと健康志向にとシーンを選ばない。

白いレモンフレーバーはそのまま水に溶かして飲める味なので、プレーンの経口補水液としたい場合はことらがおススメ。レモンの酸っぱさとほのかな甘みが感じられ、何も加えなくても美味しく飲むことができる。夜に飲めば疲れをやわらげ、朝だとシャキッと引き締まる感じがする。

黒のDRYはかなり酸っぱいので、そのままでは飲みにくい。砂糖と塩を一つまみ入れてもいいが、ここはオシャレにコンポートを入れてフルーツドリンクとする。
使用したのは日仏貿易が販売するベルギー産コンポート「マテルネ」ブランドだ。12種類のフルーツがあるので好みの物を入れればよい。ただしコンポートはジャムとは違い糖度は低いので、入れる量にもよるが甘くなるということはなく、本物のフルーツが入ることによりフレーバーが付くという認識の方がよい。ただし後でゴロゴロフルーツが食べられることは楽しみでもある。
ここでは樹脂製ボトルに「レモンフレーバーDRY」と「マテルネ・カシスコンポート」を入れて外出時に持ち歩くことにした。

全部まとめるとこうなる!

どちらの容器に入れても構わないし違いはない。また1-2リットル作っても、それなりに酸っぱいのでそんなにゴクゴク飲めるものでもない。よって氷を詰めて好きなスタイルでテーブルに置いてゆっくりと飲みながらテレワークをするのがよさそうだ。写真はDRYにパイナップルコンポートを加えた。氷が溶けて薄くなれば粉末のアミノスカッシュをほんの少し加えればよい。
「ロゼオール シンデレラDeナイト」に入れればかなりの大容量で目立つ。「スペリオール・ボウル」に入れればフタ付きなので外気に触れにくく3時間くらいは氷が溶けない実用性重視だ。

顔くらいのデカいグラスがオンライン会議で映りこめば、感度の高い人ならば話題のきっかけにもなり、この夏は仕事も体調もスムーズに乗り切れる…かもしれない。

※写真はすべて記者撮影

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

Twitter: jj6tje

Facebook: jj6tje