ハーゲンダッツ ジャパンは、ハーゲンダッツ クリスピーサンド『香り広がるミルクコーヒー』を6月15日より期間限定で全国発売している。
ミルクコーヒーというと英語、カフェオレはフランス語、カフェラテはイタリア語だが、時代により世代により日本での主流の呼び方は違う。どれも厳密には違うものの似たようなものだ。記者の世代ではコーヒー牛乳だ。
そんなミルクコーヒーという何十年にもわたり愛され続ける飲料を高級アイスにするのはなかなか難しかろうというのが食べる前の感想だ。今回はこの新製品をレビューする。
クリスピーサンド『香り広がるミルクコーヒー』は見た目はなるほどコーヒーの色をしている。同社のクリスピーサンドシリーズに共通したアイスをチョコレートでコーティングしてフレーバーに合わせたウエハースで包むという点では同じように見える。おおよそコーヒーアイスをコーヒーチョコでコーティングしてあるのだろうと予想した。
かじってみると、アイスが白い。これは意外だ。基本はミルクアイスで、これにコーヒーから抽出したコーヒーオイルを入れているために白いのだ。しかしコーヒーのコクと味はしっかりとある。
これはコーヒー牛乳に近い。しかもただの牛乳ではなくハーゲンダッツ伝統のミルクアイスに裏付けされたあの濃厚なミルクが主になっているコーヒー牛乳だ。
ハーゲンダッツがコーヒー牛乳を作ってしまったらこうなるのか、という形を具現化したクリスピーサンド『香り広がるミルクコーヒー』だ。暑い夏の日に冷たいブラックアイスコーヒーと同時に楽しむことができるほどの完成度なので、懐かしくも新しい濃厚なミルクコーヒーを味わっていただきたい。
※写真はすべて記者撮影