これは和辛三種だ!ジャパンフリトレーの3種類のスナックを一気食いしてみた

  by 古川 智規  Tags :  

ジャパンフリトレーは『チートス 博多明太チーズ味』『ドリトス 本わさび醤油味』を発売中だ。
また日本三大七味のひとつとして知られる長野の老舗 七味唐辛子メーカー「八幡屋礒五郎」とコラボレーションした『マイクポップコーン 八幡屋礒 五郎七味あじ』を全国のコンビニエンスストアで先行発売している。
フレーバーやコラボ先の違いはあれども、和柄ならぬ和辛の3種を食べてみたのでレポートする。

ドリトス 本わさび醤油味

『ドリトス 本わさび醤油味』は、“わさび色”を意識した緑色だ。日本人であればワサビという単語を聞くことによる聴覚と、視覚から入る緑色でもう味や辛さがだいたい想像できるだろう。

同社のトルティーヤチップスは色々食べてきたが、これは味の例えがはっきりした。わさび醤油だ。もちろん土台となるコーンチップスの風味はあるのだが、わさび醤油のフレーバーが強いので違和感はまったくない。
アレンジとしては、本品にツナ缶をちょい足ししておやつやおつまみにしてもいいだろう。そもそもツナはマグロなのでわさび醤油と合わないはずがない。よって派生としてツナサラダにまぶしてもきっと合うことだろう。ただし一気にほおばるのは慎みたい。本当に鼻にくるからだ。

チートス 博多明太チーズ味

『チートス 博多明太チーズ味』は、福岡県産の明太子とチーズを組み合わせたとのこと。福岡県出身の記者としては、うるさく言いたいところだ。

チートスの基本はチーズで、どんなフレーバーでも濃いコクのある味なのだが、開封すれば確かに辛子明太子の香りはする。
見た目にも辛子明太子の赤い粒が見えるので、もう辛さが想像できる。実際に食べてみると、思った通りチーズの濃厚な味の中に辛子明太子の辛さがピリリと効いて徐々に辛さが増してくる。これはアツアツのご飯に乗せた辛子明太子の時と同じだ。
この味であれば、パスタに添えてもいいアクセントになるのではないだろうか。もちろん辛子明太子ソースや和風の醤油系ソースが合うと思われるが、カルボナーラのようなホワイトソース系でも合うと感じた。パスタにサクッとした歯ごたえとコク、それにチーズが入っているので、粉チーズ代わりにチートスという選択もアリだろう。

マイクポップコーン 八幡屋礒五郎七味あじ

『マイクポップコーン 八幡屋礒五郎七味あじ』は、創業285年を誇る信州の七味唐辛子メーカー「八幡屋礒五郎」の七味とのコラボレーションだ。こちらは消費者からの再販希望が多いため新装再販になった。

これは食べた瞬間に上質な七味唐辛子を使用していることがすぐにわかる。七味唐辛子はその名のとおり、7種類のスパイスを調合したもので、その中身は製造者により若干異なるものの、八幡屋礒五郎のレシピは唐辛子・陳皮・胡麻・麻種・紫蘇・山椒・生姜の7種である。
食べた瞬間にわかるのは、しょうがと陳皮の風味である。しょうがのさわやかさと、陳皮の柑橘系の風味が実に鮮やかに味に出ている。しかし、基本は唐辛子であるためにピリッと辛いのは当然だ。
プレーンのポップコーンそのものは味に主張がないためにさまざまなフレーバーを乗せることが可能だが、レシピとしてはレトルトカレーを本品にかけてカレーライスではなくカレーポップコーンにすれば、ご飯を炊く必要がなく時短簡単メニューの出来上がりだ。コメもコーンも穀物なのでそれほど違和感はない。

今回は和辛3種を試食し、記者の思い付きでアレンジを提案してみたが、梅雨で巣ごもりで外に出にくい時間を利用して、オリジナルのメニューを考えながらつまみ食いに興じてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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