残念なニュースと言うしかないのが、ニューヨーク州で大麻が合法化される動きがあること。ニューヨーク州の財政がひっ迫していると言っても、大麻を合法化することは得策だと思えない。
大麻、マリファナとも言うが、ニューヨーク州で合法化の動きはここ数年で盛り上がりを見せていた。現金なものでここ数年で街中で大麻の匂いをよくするようになった。何とも言えない強烈なイヤな匂いなのである。以前からたまにではあるが、この匂いを街中ですることもあったが、合法化の論争がされていたここ2、3年でこのマリファナの匂いが街に堂々と流れるようになったのは、実に実に困ったことだ。
こういう匂いがする場所はだいたい治安が悪い。ハーレム辺りは歩けば匂うし、イーストビレッジもヒップでホップな自由人が多い為、やはり匂う。この手の匂いをさせている人たちは、危ない雰囲気を漂わせ、犯罪を起こしそうな空気感がある。大麻・マリファナの合法化はニューヨーク州にとり、いいことはひとつもないと思う。
大麻合法化の話はウワサ話などではなく、3月30日付のニューヨークタイムスで報じられている。見出しと副見出しを以下引用してみる。
New York Is Likely to Legalize Marijuana. Here’s What to Know.
New Yorkers would be allowed up to 3 ounces of cannabis for recreational use. And millions in tax revenue would be reinvested in communities affected by unequal policing.ニューヨークは大麻の合法化する可能性が高い、知っておくことは以下のこと
・娯楽目的使用で、最大3オンス(約85グラム)までが認められる
・何百万もの税収は不平等な警察の影響を受けた地域社会に再投資されるだろう
『不当な警察の影響を受けた地域社会』と言うのは、おそらく治安の悪い地域を指していると思う。しかし、結局、その地域が麻薬を大いに使用している地域であり、ナンセンスも甚だしい。
そこで是非日本の皆さまにお伝えしたいことは、今現在はコロナ禍で海外渡航は難しい状態だが、やがて、海外に以前のように自由に行けるようになると、ニューヨークに来た一部の人たちは早速合法化された大麻を試してみようと思う人もいると思う。
「やめときなさい!」と声を大にしていいたい!。日本人は大麻が合法の国でも大麻を吸うと違法であることをしっかり頭の中に叩き込んでいただきたい。
ニューヨークに住むアメリカ国籍に帰化された日本人なら、アメリカ国籍なので大麻が解禁され楽しみたかったら、法的なルールに従えばそれは個人の自由である。ただ、学生ビザや就労ビザを持ち、ニューヨークで生活する人は日本国籍を有しているので、大麻は違法である。永住権を保持している日本人も大麻喫煙は違法である認識がほしいところだ。
ニューヨークを観光する日本国籍を所有する人たちは、もし、これからニューヨークで大麻が合法化されても、決して、決して興味本位でも口にしないようにして頂きたい。日本人は大麻が合法の国でも大麻を吸うと違法であることを肝に銘じて頂きたい。