食べ歩きしたい「絶旨コロッケ」!京都コロッケめぐり5選!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です。

観光や街歩きなどで小腹が空いたときに大助かりするのが、「街のコロッケ屋」さんですよね。ホクホクになるまで蒸したジャガイモとしんなりするまで炒めたタマネギ、そしてそのお店こだわりのミンチ肉。このミンチ肉ひとつとっても豚肉と牛肉の割合の違いなど、お店の個性が出るものなんですよね。

お店のおばちゃんに注文して、その場で揚げてもらい、紙の小袋に入れてもらって、そのまま頬張る。カリ! サクッという香ばしくなった衣の中から顔をのぞかせるそのお店独自のタネ! 個人的にはお肉が多めのコロッケが好きです!

そこで今回は、京都の街ブラに欠かせない京都市内のコロッケの名店をご紹介したいと思います!

今回おいしいお店を紹介してくれたのは、常々お世話になっている京都在住のグルメライターさん。イチオシのコロッケは一体どこなのか!

実際に筆者が試食した京都市内のコロッケ店の数々、食べてみた感想を画像と共にお伝えします。では、どうぞ!

上京区河原町今出川 『出町 岡田商会』

場所は、よくテレビでも取り上げられる行列が絶えることがない和菓子店《出町ふたば》すぐ近くにある精肉店『出町 岡田商会』。コロッケだけではなく、とんかつやハムカツなどのフライもののテイクアウトが大人気のお店です。

激安価格の1個60円というプライスもうれしいコロッケはというと、精肉店らしくラードでサクッと揚げたクリスピー食感の強い歯ざわり。しっかりと、じゃがいもの甘みが感じられる昭和ノスタルジーなシンプルコロッケです。

揚げ置きされたコロッケとは、まさに別物の旨さですね。熱々なので、上あごの皮がはがれてきますが、ジャガイモの奥に隠れし、肉の旨味がよく出ているんです。この満足感で60円というのは、かなりありがたいです!

店名:『出町 岡田商会』
住所:京都市上京区河原町今出川上ル青竜町239
TEL:075-221-3771
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日

右京区嵯峨天龍寺 『中村屋 総本店』

京都の観光地といえば、やはり嵐山。嵐電やJR嵯峨野山陰線の駅から、渡月橋や数ある寺院を巡りながら、しっぽり大人の嵐山散策するのって情緒がありますよね。しかし、小腹が……。そんなときに食べたい有名店があります。それが『中村屋 総本店』。

ワンコイン100円のコロッケの他にも、最強メンチカツや肉屋が本気で作る炙り寿司、A5牛の牛カツ串などがメニューにはあります。とりあえずコロッケに歯を当てて、一気にパクリッ!

衣が硬めのコロッケをひと噛みすれば、牛肉の香りが立ち昇るほどの風味! 噛めば噛むほど、牛肉まみれ。いや、ジャガイモが牛ミンチの旨みを引き立てているのか。このコロッケ、揚げたてホクホクで100円というのは安いですね。

店名:『中村屋 総本店』
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺龍門町20
TEL:075-861-1888
営業時間:09:00 – 18:30(フライ物は18:00まで)
定休日:水曜日

下京区河原町通り松原 『肉の長崎屋』

コロッケの名店として、その名を馳せるのが五条にある『肉の長崎屋』。地元の人に常連さんが多く、幼いころから食べているというファンも多いんですよね。おいしいと評判になっているので、ダウンタウン浜田さんの番組ロケが入ったりと知名度も高いです。

それもそのはず、お肉屋さんに併設された《フライコーナー》というものがあるので、お店の中でも住み分けができているんですね。フライ物にも特化した珍しいお店です。コロッケのカタチは平べったくなく、クリームコロッケっぽい形状。コロッケのタネは思ったよりも柔らかめなのでホクホクという感じではなく、どっしりとしています。

とにかくお肉屋さんのコロッケにしては、甘みが強い。子供が喜びそうな味です。特筆すべきは、タネに入っている玉ねぎの食感がまだ残っていること。プチプチっとしていて歯ごたえが面白く美味しいんです!

店名:肉の長崎屋
住所:京都市下京区河原町通り松原下ル東側稲荷町335
TEL:075-351-3315
営業時間:10:30~19:00(フライコーナーは18:00[L.O])
定休日:水曜日

東山区三条通白川橋 『肉の荒井亭』

平安神宮や京都美術館、東山動物園、ロームシアターなどがある京都東山を散策しているときに小腹が空いたなら、『肉の荒井亭』のコロッケをつまんでみればどうでしょうか。

このお店は、注文したあとに店主の方がメンチカツのネタを計って揚げるという手の込んだこともしてくれるお店。なんだか、三丁目の夕日に出てきそうな昔ながらのお肉屋さんです。

コロッケの味はというと、味付けは濃い目。さらにサクサク感を出すために多少しっかりと揚げてもらえているんですね。食感がよく、とっても食べ応えがあるんです。
あと引くお味なので、できれば2~3個買って、平安神宮方面へと向かいましょう!

店名:『肉の荒井亭』
住所:京都市東山区三条通白川橋東入4-中之町185
TEL:075-771-3797
営業時間:9:00~20:00
定休日:水曜日

中京区壬生 『京都ホルモン梅しん 壬生店』

新撰組の屯所があったという壬生寺。歴女などの歴史ファンにとっては、訪れないわけにはいかない名寺ですが、この付近をウロウロとしているとおいしいお店がたくさんあります。近藤勇や沖田総司ゆかりの地で、小腹が空いてしまったとき、行くべきは『京都ホルモン梅しん 壬生店』。

こちらの牛すじコロッケは、なんとマツコ・デラックスさんが絶賛したという逸品。《コロッケグランプリ》でチャンピオンに輝いたお店なんですね。イケメンの店長さんが気さくに話しかけてくれる人気店で頼むのは、やっぱり牛すじコロッケ。

お味の方は、サクサクッとしたジャガイモコロッケの間から、甘くトロトロに煮込まれた牛すじがドロッと流れ出てくる。このふたつのタネが口の中で混然一体となる“甘ウマ”のコロッケ。本当にたまりません!

店名:『京都ホルモン梅しん 壬生店』
住所:京都市中京区壬生梛ノ宮町1
TEL:075-813-5175
営業時間:17:00〜24:00
定休日:木曜日

京都には、コロッケに対する情熱を持つ名店がまだまだあります。ひと工夫も、ふた工夫したコロッケは郷愁を誘う誰もが大好きな食べ物。

また機会があれば、熱ウマのこだわりコロッケをさらにご紹介していきたいと思います!

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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