亀田製菓は『83g 無限エビ』を2月22日(月)から全国発売する。米菓子といえば米どころの新潟だ。その中でも亀田製菓といえば、記者は食べたことはないがJAXAに宇宙日本食としても認証(JAXA認証番号JD001)された「亀田の柿の種」であまりにも有名な新潟が誇るブランドの一つである。
本品の特徴や味を、ひと足お先に食べてみたのでレポートする。
本品は香ばしい海老のおいしさが際立つ揚げせんべいである。海老を殻ごと粉砕して生地に練りこみ、長崎県「五島灘の塩」を使用してまろやかながらも海老の風味を引き出すことに成功した。
パッケージは個包装で食べきりではないので、おひとり様でもながく楽しむことができる。また個包装には『無限エビ』オリジナルキャラクターの「エビ神様」をデザイン。ひょんなことから人間界にやってきて、 なんとなく暮らし続けている「エビ神様」という設定。このエビ神様が「なんかそんな気がした」などとのたまう、ゆるくありがたい様々な「エビ神様のゆるっとお告げ」が入っている。同社によるど「思わずクスっとしてしまう遊び心」を添えたとのこと。長い巣ごもりでどこを向いても暗い世の中だが、せめて家庭では笑いを取り戻してもらおうとする同社のささやかな心遣いも垣間見える。
肝心の味の方はというと、揚げせんのサクッとした歯ざわりの割に中は詰まっている感じで、大きさと比較して満足感は高い。塩味よりもエビの風味の方が強いので、高級感というか幸福感というか、そんな感じがする揚げせんであった。記者の場合、個包装にも関わらず1袋を食べきるのさほどの時間は必要なかった。
おやつとしてはもちろんのことお酒のお供にも、家族で、一人で「お告げ」に微笑みながら食べていただきたい。
※写真はすべて記者撮影