購入品目と金額が5・7・5! ミラクルで川柳になっちゃったレシートが話題に

「レシートで川柳を詠んで合計575円をゲットしました!」

俳優でクリエイターのスミマサノリ(@sumimachine)さんの投稿がTwitter上で大きな注目を集めている。

https://twitter.com/sumimachine/status/1356843742573981699

レシートに印字された購入品目が「ぶなしめじ えのき エビアン 豚ミンチ」と「5・7・5」調になっていたり、合計額が「575円」になっていたりと、これはまさにレシート川柳

偶然? それとも狙った? このレシート川柳に対し、Twitterユーザー達からは、

「韻も踏んでるのがポイント高い」
  
「“領収証 営業時間 あさ7時 よる11時 年中無休”で短歌になってますね」
  
「“小計 ¥533”で下の句まで完備してるの素晴らしすぎます」
  
「ポイントカードつける時に倍になりそう」

など数々のコメントが寄せられている。

今回のご投稿についてスミさんにお話を聞いてみた。

――レシートが川柳になっていることに気付いたきっかけをお聞かせください。

スミさん:昔から5・7・5のリズムに魅力を感じていまして、レシート以前にも、街角の看板をいくつか組み合わせて見ると偶然川柳になっている場所を見つけたり、タバコ屋の軒先で定期的に川柳を発表している店主などに注目していました。そんな中、確定申告のためにレシートを整理している時、「もう少しで川柳!」というレシートに気づき、そこからレシートポエムを始めました。

――大反響となったことへのご感想をお聞かせください。

スミさん:ここまで反響があるとは想像していなかったので驚いています。皆さんが5・7・5でリプライしてくれたり、僕も気付くことがなかった、領収書のディテールに潜む短歌を見つけてくれたり、とても楽しいです。5・7・5のリズムは、日本人との相性が良いんだなぁとつくづく感じました。

――今後、「レシート川柳」「レシートポエム」をさらに追求するお気持ちはあるのでしょうか?

スミさん:はい、今後もレシートポエマーとして、川柳になっていて尚且つ縦読みでメッセージを伝えてる、という高度なものに挑みたいです。

「スミマサノリ」
俳優、クリエイター
1970年1月15日生まれ 神奈川県出身
法政大学文学部を卒業後、デジタル系制作プロモーション勤務、デジタル系デザイン事務所の株式会社デジタルビイム代表取締役、フリークリエイターを経て、作家・デザイナー・映像作家・パフォーマーとしてマルチに活動中。 執筆やデザインのほか、自作のショートコントを発表したり、“捨てられた椅子に座るシリーズ”と銘打ったTwitterでの画像投稿など、ユーモラスで独特な世界観にコアなファンを持つ。2019年、俳優の西川瑞と表現ユニット「劇団SAIGEN」を結成。活動の場を広げている。

今後のスミさんのレシートポエマーとしてのご活躍に期待したい。

※画像提供:スミマサノリ(@sumimachine)さん

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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