ラーメンライター井手隊長の美味しかったラーメン月間ベスト5(2021年1月)

  by 井手隊長  Tags :  

全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。今回は私が1月に食べたラーメンの中で美味しかったラーメンベスト5をお届けします! 殿堂入りのお店は除外させていただき、初めて訪れたお店に限らせていただきました。美味しいお店探しの参考にしていただければと思います。なぜか上位にこってりのお店が多くなってしまいましたが、たまたまです! コロナ騒ぎでなかなか外食が厳しいという方も多いと思いますが、一日でも早く終息することを願って。

それでは発表します!

第5位:オールドラーメンショップ 逆流(板橋本町)

2020年7月オープンの“煮干そば 流。”のセカンドブランド。昭和風のノスタルジックなラーメンを提供しているが、お店はとてもオシャレ。ネオノスタルジックな今のトレンドにばっちりハマるお店。

「ラーメン」を注文。具はチャーシュー、ネギ、メンマ。麺は極太ストレートの“地雷源”製。スープは煮干の効いたオールドスタイルで、極太麺を合わせている。じんわりと旨い。“大勝軒”の煮干を強くしたイメージで、麺量も200gとたっぷり。

チャーシューはしっかり火の入ったオールドスタイル。ネギが大きめなのと、メンマが美味しいのも良い。

第4位:塩生姜らー麺専門店 MANNISH 浅草店(蔵前)

“塩生姜らー麺専門店 MANNISH”の新店が浅草にオープン。

店主・柴田和さんのご両親がやっていた“麺駒”という町中華の跡地に開店し、「麺駒」の看板がついたままというのが泣ける。

「塩生姜らー麺」をいただく。具は鶏チャーシュー、青菜、カイワレ、ひき肉、ネギ。麺は中ストレートの三河屋製麺製。すっきりとしながらまろやかな塩スープに生姜が効いていて旨い。スープで炊いた鶏チャーシューがまた旨い。

生姜ラーメンのこれからが見えるお店なので、今後の展開にも期待。

第3位:MEN YARD FIGHT(反町)

 

2019年オープンの人気の二郎系。お店がおしゃれで綺麗なので女性客が多くて驚く。カップル客もチラホラ。

注文の品は「少なめ ヤサイ、アブラ」。

麺は少なめでも270g。かなり極太のうどんのような麺で噛みごたえが抜群。スープは醤油が甘めで、豚骨は軽く乳化している。豚も大きく食べごたえあり。

丁寧に作ってあるが、麺がかなりハードパンチャーで美味しい!

第2位:らーめん 平太周 神保町店(神保町)

 

背脂チャッチャ系の名店「平太周」の支店が神保町に昨年末オープン。

「特製らーめん 脂多め、にんにく少し」を注文。

まるで大雪のような背脂が上にかかる。具はチャーシュー、メンマ、煮玉子、ネギ。麺は水分量を限界まで減らした細めの限界超低加水麺。スープを入れる前にタレと背脂を絡めているので、漆黒の麺が出来上がる。スープは豚ガラ、ゲンコツ、鶏ガラ、野菜で、上には高級背脂がたっぷりかかる。

背脂は甘くて全くお腹にもたれることなく美味しい。タレはチャーシューの煮汁を使っていて全体のバランスも良い。麺は135gと抑え目なので、全然やり過ぎ感はなく、ペロッといける。

「爆盛油脂麺」という油そばも絶品。

第1位:ラーメン二郎 環七新代田店(新代田)

京王井の頭線・新代田駅から徒歩一分の“ラーメン二郎”

「小(780円)ヤサイマシ、ニンニク」をいただく。

ここは大がないのと、麺の固さ指定がNG、アブラ抜き・少なめはNGといろいろなルールがある。

盛りは割とおとなしめだが、ワシワシの極太平打ち麺がとんでもなく旨い。そして醤油が強い。キャベツが結構しっかり入っているのは嬉しく、豚も柔らかくて旨い。

醤油と麺の旨さがとてもハッキリしていて爽快。ごちそうさまでした!

井手隊長

ラーメンライター/ミュージシャン 全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。東洋経済オンライン、AERA dot.、Rettyグルメニュース、favy、るるぶNEWSへの連載のほか、番組・雑誌の出演・監修、コンテスト審査員、イベントMCなどで活躍中。自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。 その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。

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