断然こってり!「こってり派が感激」する濃ゆ~い京都ラーメンの名店5選!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です。

前回は京都市内にある塩味の京都ラーメンの名店をご紹介しました《京都ラーメンシリーズ》。今回も、関西をメインに活躍するラーメンライターに教えてもらえた、筆者も爆食するこってりラーメンの名店を5軒ご紹介したいと思います。

■京都一乗寺だけじゃない!右京区に密集する「絶品京都ラーメン店」5選!
■まだまだあった!京都・右京区密集の「絶品京都ラーメン店」5選!
■やっぱり塩でしょ!「塩派が感涙」する京都ラーメン塩の名店5選!
https://getnews.jp/search/%E4%B8%B8%E9%87%8E%E3%80%80%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3[リンク]

実際に筆者が試食にむかった最強こってりラーメンの名店の数々、ぜひともご覧ください!

右京区西大路三条 『拳10ラーメン(こぶとんらーめん)』

店内はカウンターのみで10席弱という狭さですが、ラーメンひとつひとつの味わいが繊細です。オーナーさんも女性、スタッフさんも女性であるというところも、その繊細さに現れているのではないでしょうか。

まずは煮干しが香しい《鯛煮干パイタンラーメン》をオーダー。鯛の煮干しをふんだんに使っているのか、白濁したスープは「美しい!」のひと言。魚出汁でここまでこってりできるのが不思議。しかし、後味は爽やかで、スッと舌の上で消えていきます。

定番の《拳10ラーメン》は、こってりとした背脂にご飯を合わせて、むさぼり喰いたくなりますね。とにかくスープがいい。“中濃まったりスープ”と銘打っていますが、濃いですね~! 麺が若干弱く感じるほどの旨みです。さすがは、梅小路通りの名店『拳ラーメン』さんの姉妹店!

期間限定メニューも充実していて、何度も足を運ぶのが楽しみになるお店です!

店名:『拳10ラーメン(こぶとんらーめん)』
住所:京都市中京区壬生中川町10-6 川島ビル 1F
TEL: 075-821-7628
営業時間:
11:30~14:30/18:00~22:00
定休日:木曜日

南区東寺 『ラーメンSAWA』

世界遺産である東寺の近隣エリアにある、胃袋にガツンとくるこってりラーメンのお店が『ラーメンSAWA』です。一見、居酒屋さんのような感じがします。そして内装も酒場チック。

ラーメンの種類は、鶏がら豚骨のこってり《さわラーメン》と、煮干しと昆布のあっさり《和風ラーメン》の2種類があり、どちらもオススメですが、やっぱりコッテリは押さえておきたいところ。細麺がスープを殺さず、バランスも抜群です。

チャーシュー麺に変更すると、麺が隠れてしまうほど、どんぶり一面にチャーシューがたっぷりと! 豚バラ肉で作ってあるチャーシューは、厚切りで食べ応え十分!

スープは、しっかりと鶏がら豚骨が溶け込み、乳化していてとてもクリーミー。鶏がらが強めで非常にまろやかです。

しかも無化調で、後味スッキリ。毎日食べられるほどで、ペロリと平らげてしまいます。

店名:『ラーメンSAWA』
住所:京都市南区西九条東島町7−4
TEL: 075-662-5596
営業時間:
ランチ:11:30〜15:00/ディナー:17:00〜26:00
定休日:月曜日

京都府木津川 『無鉄砲本店』

京都~奈良間にある食べログ【百名店】に4年連続で選ばれる名店『無鉄砲本店』。こちらの自慢は、豚骨6:醤油4のWスープ。この割合は標準で、好みで変更ができるところがうれしい。

麺硬、スープ標準、ネギ多め、激辛高菜、すりごま、紅ショウガで挑んでみましたが、恐ろしいほどチャッチャとふりかけられた背脂のこってり感が素晴らしい!

麺は、豚骨ラーメンには珍しい中太縮れ麺で、食べ応えあり! 柔らかいチャーシューとアクセントになるメンマのバランスもGOOD♪

啜る行為を止められないくらいの食べ応えは一食の価値ありですよ!

『無鉄砲本店』では、濃厚なラーメンとは真逆の、胃袋と舌に沁み入る滋味がほとばしる旨さのアゴ出汁《限定醤油ラーメン》も味わえますよ!

店名:『無鉄砲 本店』
住所:京都府木津川市梅谷髯谷15-3
TEL: 0774-73-9060
営業時間:
11:00~15:00/18:00~23:00(売り切れ次第終了)
定休日:木曜日

中京区西ノ京 『八の坊(ハチノボウ)』

女性をイメージしたようなオシャレで清潔な店内に好感が持てます。このお店でとにかく外せないのは、《数量限定豚だくカプチーノそば》。メニューによって、いろいろな種類の麺を使いわけているこのお店は、こだわりの塊といった雰囲気。

目の前に何度現れても驚いてしまう細かな気泡が浮いたカプチーノラーメンは、すごく食欲を誘います! 泡立器で丁寧に乳化したスープは非常に濃密で旨みが詰まった感じがします。モッチリとした麺に豚骨ベースのスープが絡み合い、するするするぅ~っと喉に流れ込んでくる。もうこれ、潤滑油ですね。

トッピングは、海苔とほうれん草、チャーシュー、辛味が強い高菜。なんだか、横浜家系ラーメンみたいなトッピング。テーブル上には、レモンペッパーや柚子酢などの一風変わった調味料が置いてあって、ユニーク。

期間限定のラーメンもどこかフレンチやイタリアンのような趣があって、注目のお店です!

店名:『八の坊 (ハチノボウ)』
住所:京都府京都市中京区西ノ京伯楽町22-9
TEL: 075-821-7628
営業時間:非公開
11:30~14:00/18:00〜20:00
定休日:水曜日・第三火曜日

左京区一乗寺 麺屋極鶏

このお店も食べログで【百名店】に4年連続で選ばれる名店。とにかく、ラーメン欲を満たしたければ、絶対『麺屋極鶏』!

多くのマスコミにも取り上げられ、京都のラーメンファンで知らない人はいないというお店ですが、その高粘度のドロドロ濃厚スープは国宝級のこってり度ですね。でも、箸やレンゲが立つといわれるこのラーメン、ひと口飲んでみれば、そこまでしつこくないという不思議なラーメン。ズルズルズルルゥ~っと難なく飲み干すことができます。

大きいチャーシューが1枚、極太メンマが2本、別皿のとろ~りとした黄身が美味しい煮卵がうれしいし、このラーメンに抜群に合っているんです!

いやぁ、思わず頭を抱えてその旨さに溺れてしまうこってり感。コクの坩堝に飲み込まれてしまいます。

スタンダードなラーメンに、真っ赤な唐辛子をたっぷりとふりかけた《赤だく》や黒マー油入りの《黒だく》なんかもあって、お客さんを飽きさせません。

店名:『麺屋極鶏』
住所:京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7
TEL:075-711-3133
営業時間:
11:30~22:00 ※スープが無くなり次第営業終了
臨時休業等有り
定休日:月曜日

以上、京都のこってりラーメン5選でした。
次回は祇園に点在する京都らしい激ウマラーメンをご紹介していきます!

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

ウェブサイト: https://maruno-hiroyuki.com/

Facebook: https://www.facebook.com/hiroyuki.maruno.5