3時のヒロインが登場!待望のお一人様でも安心サイズ『ピザハット MY BOX』は1月12日から全国発売開始

  by 古川 智規  Tags :  

日本ピザハットは、おひとり様専用のピザセット「My BOX」を1月12日から全国発売する。大人数でのパーティーには定番の宅配ピザだが、一人で注文するには大きすぎる感のあるサイズをギュッと小さくしてポテトとナゲットをセットにした本品の実力とは。
発売に先駆けて行われた報道関係者向けの発売記念イベントを取材したのでレポートする。

同イベントでゲスト登場したのは「3時のヒロイン」の3名。宅配ピザBOXに仕込まれた「MY」を冠にしたお題での書初めを公開。詳細は芸能系メディアの記事に譲るが、それぞれが切実な内容であったにもかかわらず笑いを取りに来るのはさすがは芸人だ。
トークセッション後の試食タイムでは本物の宅配員がMY BOXを届けて「お代はいいんですか?」とボケて見せる等、終始報道関係者を笑わせにかかっていた。

ソーシャルディスタンスを確保するために、通常であればギチギチに詰められる報道関係者席もかなりの間隔が取られ、かつ広い会場での開催だったのだが、3時のヒロインが試食のためにMY BOXを開封すると途端にピザハット特有の香ばしい焼きたてピザの香りが会場に広がった。それは報道関係者全員が感じたはずで、まことに食欲をそそるお昼時には罪な香りであった。もちろん記者もイベントの後に撮影を兼ねて試食するのだが、5種類あるピザハットの生地の中でも「ふっくらパンピザ」が好き過ぎてそれしか注文しない記者は、どうか試食ピザが「ふっくらパンピザ」でありますようにと祈りながらフォトセッションを迎えた。後で知ったのだが本品のピザは「ハンドトス」専用品であった。

トークセッションの前に本品の趣旨について同社マーケティング部中俊博氏が登壇し説明があった。
本品はテスト販売をしていたのだが、販売地域を中心にSNS等で反響があり全国発売に至ったとのこと。やはり背景には新型コロナウイルス蔓延による生活様式の変化によるものが大きいと思われる。宅配網を持つ従来の形態のみならず、最近では宅配のみを委託する形式で気軽にさまざまな食を宅配してもらえるようになった現在では競争はもとより、非常に限られた人数かつパーソナルな宅配による食事が求められていることもあるのだろう。
そうした需要に応えるべく世情を反映して当然の成り行きとして登場した商品ともいえる。

MY BOXは一人出てべきることができるSサイズピザとハットフライポテト、チキンナゲットがワンボックスになったセットで、ピザは10種類から選択可能だ。
概ね人気の定番ピザを選ぶことができる。写真は左から「特うまプルコギ」「テリマヨチキン」だが、価格はピザの選択により持ち帰り700円か900円、デリバリーは1000円か1200円である。

記者の場合はふっくらパンピザのMサイズを食べきることができるので、Sサイズだと物足りないと思っていたが意外にもポテトの量が多く総量として過不足ない印象だった。

若い女性であればランチボックスとして、または小さな社内における部署単位での食事にも最適なのだろう。大きいサイズのピザはどうしてもシェアする形態になってしまうが、本品であれば自分専用なので余計な気を遣わずに手を使って食べることができる。また自分専用ということはピザを何にするのか相談して最大公約数を取らずとも自分が食べたいピザを気兼ねなく注文できるのも利点のひとつだろう。

生活様式のみならず行動様式も変化せざるを得ない今だからこそ、消費者や社会が求めるニーズに合わせて選択肢が広がることは悪いことではない。普段であれば普通の企業戦略に過ぎないが、今となっては自宅や会社から外出しなくても食事ができるサービスを提供することは一つの社会貢献といっても過言ではないだろう。狭い行動範囲を強いられる暗くなりがちな社会情勢だからこそ、せめて食事には変化を付けて楽しく明るく過ごしたいものだ。

※写真はすべて記者撮影

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