八戸に市営地下鉄が?デーリー東北の妄想記事が話題に

  by 中将タカノリ  Tags :  

青森県八戸市地下鉄が出来たら……。

元日に発表されたデーリー東北妄想記事がSNSなどで大きな話題になっている。

この妄想記事が大きく広まるきっかけになったのは八戸市にお住まいのTYサンチームさん(@TYgup_p)のTwitter投稿。

「正月早々
存在しない市営地下鉄をガチ妄想する地元新聞社すこ」

https://twitter.com/TYgup_p/status/1344813603291975680?s=19

2×××年、海洋エネルギー資源発見による企業の集積で八戸市は人口が現在の10倍の230万人になっており、産業と生活の大動脈とすべく地下鉄の整備に乗り出したという壮大な設定……。デーリー東北としては「過疎化など暗いニュースの多い北奥羽地方を励ましたい」という意図があったようだが、その突拍子もない妄想にSNSユーザー達からは数々のコメントが寄せられている。

「ロゴは漢字の八とカタカナのノヘなんですかね?」

「青い森鉄道と相互直通運転できないのですか?
そうすれば、更に便利ですし。
(僕の妄想ですけど。)」

「いいなあ😊。ワタシ東京生まれ育ちですけど首都圏の地図ずーっと眺めて新路線の計画立てる妄想が子供の頃好きでしたから。。」

「青森市「俺たちと人口の差がありすぎて草」」

「ある意味報道の自由ですけど、
新聞紙面でやっちゃうのがすごいですね。」

「いつの日かそんな風になると良いですね。」

この妄想記事を荒唐無稽と笑う人も多いと思う。しかし、たった200年前には小さな漁村でしかなかった横浜市や、荒野だった札幌市の現在の発展ぶりを見てほしい。都市の発展というのは実際いつどんな形で引き起こされるかわからないものなのだ。

暗いニュースに負けず、前向きに将来の発展の可能性を模索しようというデーリー東北のこのユニークな試みに大きな賛辞を贈りたい。

※画像はTYサンチームさんからご提供いただきました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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