コロナ禍で気落ちするクリスマスの朝

  by あおぞら  Tags :  

1年前の世界はコロナウイルス感染により、世界がここまで脅かされることは想像していなかった。

12月になれば街は活気づき、買い物客に溢れ、幸せが一気に押し寄せてきた。

今年は違う、そして来年ももしかしたら違ってくるかもしれない。

起きたことは仕方ない。

悲しみで年末を過ごす人も多いと思う。

アメリカのクリスマスはテレビで、世界中の軍事基地から軍人がアメリカ本土の家族に向けてクリスマスの挨拶をする短い映像が小刻みに流れるのだが、なぜか今年はまだ見ていない。

戦争のないクリスマスは世界で望むところだが、今年のクリスマスは人間同士の争いではなく、ウイルスとの戦いのように思えた。

日本では志村けんさんや岡江久美子さんがお亡くなりになった。まだ、亡くなるようなお年ではなかったが、ウイルスは他人の命を容赦なく奪った。

命は奪われなくても、この経済の打撃で職を失った人の多さよ。

ニューヨークの12月は経済効果が絶大で、観光客が多い、それに伴いホテルの宿泊料が跳ね上がる、街には人がごった返すのに、グランド・セントラル駅に隣接するグランド・ハイヤットはずっとずっと閉鎖状態である。このホテルはトランプ大統領が不動産の仕事をして初めて手掛けた大きな案件だった。古いホテルを買い取って外観を鏡張りのような窓にして斬新なデザインで注目を得た。

若きトランプはまさか自分が後に大統領になることも、また一期で終える大統領になることも、このホテルがこのように閉鎖状態になるコロナウイルスのことも想像はしなかっただろう。

高級ホテルのカテゴリーに入るこのホテルは、10カ月は既に閉鎖されている状態だろう。中はどんなになっているのだろう。まさかゴミも処理されずに閉鎖になったとか….

再開の目途はつかないかもしれない。

クリスマスになんだか気落ちする気分だが、時差の関係で日本より14時間遅れているニューヨークはクリスマスの朝を迎えている。残念ながら気が重い。これは仕方ないことだろう。そういう気持ちも正直なところだ。

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