25日(金)、ちょうど『風の谷のナウシカ』が地上波で放送されますが、そのスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏の “編集者”としての「もう一つの仕事」に焦点をあて、スタジオジブリの原点を振り返る展覧会が開催されます。『「アニメージュとジブリ展 ~鈴木敏夫の仕事~」それは、一冊の雑誌から始まった』として、 2021年4月から開催。まずは東京の松屋銀座にて開催後、宮城県石巻市など全国を巡回する予定です。
鈴木敏夫氏は日本初の本格的な商業アニメーション専門誌「アニメージュ」を 1978年の創刊から中心となって支え、「宇宙戦艦ヤマト」 や「機動戦士ガンダム」に象徴される日本で最初のアニメブームを盛り上げた立役者の一人でもあります。
「アニメージュ」にてさまざまな実験的な試みを行うなかで、高畑勲、宮崎駿両監督と運命的な出会いを果たし、『風の谷のナウシカ』を世に送り出しました。そして編集者でありながらスタジオジブリ誕生への道筋を作ったことは、みなさんご存じだと思います。
本展示では、鈴木敏夫氏が編集した1989年11月号までの12年弱にわたる「アニメージュ」をもとに、『機動戦士ガンダム』(79)を軸とした爆発的なアニメブームから『風の谷のナウシカ』(84)の成功、そしてスタジオジブリ誕生と『天空の城ラピュタ』(86)までを振り返るそうです。
そして本誌を作る上で確立していった鈴木流のプロデュース術とはどういうものであるか、それが後の作品制作にどのような影響を与えたのか、スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫氏の、“編集者”としての「もう一つの仕事」にも着目するそうです。展覧会の詳細は、来年発表予定とのことです。
展覧会概要
『「アニメージュとジブリ展 ~鈴木敏夫の仕事~」それは、一冊の雑誌から始まった』
展覧会公式HP:https ://animage ghibli.jp [リンク]
会場・会期:
東京会場 松屋銀座 8階イベントスクエア 2021年4月15日〜5月5日
宮城会場 石巻市 2021年夏
企画制作:株式会社ニュートラルコーポレーション
企画協力:株式会社スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館
協力:株式会社徳間書店
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