【発売直前試食レビュー】明日オープン『ホイップandan5楓』のスイーツだんごは和なのか洋なのか?

  by 古川 智規  Tags :  

東京・台東区のD-produceは、餡とトッピングが選べる和洋折衷の新感覚スイーツ「ホイップあん団子」を提供する『ホイップandan5楓(アンダンゴカエデ)』の1号店を明日、2020年12月23日(水)に上野にオープンする。
その見事なスイーツを一足お先に試食してみたので、レポートする。
「ホイップあん団子」の概要は次の通りだ。お団子は国産100%の米粉を使用、全5種の餡(宇治抹茶、スイートポテト、紅芋、パンプキン、モンブラン)は甘味を抑えた大人仕様。その餡がのった団子の上に生クリームがたっぷり、そして仕上げにストロベリークランチと、ハチミツ生レモンか苺かを選択トッピングして完成。全体として大人のスイーツに仕上がっている。トッピングをハチミツ生レモンかイチゴかの選択で悩むところだが、記者の個人的な意見としてはハチミツ生レモンがハチミツレモンの甘酸っぱさと皮の苦みが効いていて男性にはいいのかなと思った。また、ケーキのように食べることができるが、土台が香ばしい団子なのでこれも甘いのが苦手な男性にも好まれるスイーツだと感じた。

ホイップ!紅芋あん団子

まずは「ホイップ!紅芋あん団子」。紅芋の独特な甘さはご存知の通り。鮮やかな紫色に真っ白な生クリームが映える。和洋のバランスもピッタリで、違和感なくコクのある紅芋の甘さを楽しむことができる。

ホイップ!パンプキンあん団子

「ホイップ!パンプキンあん団子」はカボチャの甘味を最大限に引き出したような味わいで、カボチャの味わいを確かに残しているのが特徴だ。使用されている北海道産のえびすかぼちゃは日本を代表する品種だが、濃黄色で粘性のあるカボチャなので餡も鮮やかな色でねっとりと甘い。西洋のパンプキンスイーツよりも和に振ったように感じた。カボチャ本来の甘味を味わうには最適な逸品だ。

ホイップ!宇治抹茶あん団子

「ホイップ!宇治抹茶あん団子」はその名の通り宇治抹茶を使用したおなじみの抹茶餡である。昨今では抹茶は海外でも「Matcha」で通じるほど普通名詞化しており、お茶としてはもちろんだが日本を代表するスイーツ素材でもある。抹茶餡は茶道でいう濃茶のような濃厚さがあり、生クリームとの相性も良いので違和感なく楽しむことができるだろう。

ホイップ!スイートポテトあん団子

「ホイップ!スイートポテトあん団子」は紅芋とはまた違った、サツマイモの自然な甘さと濃厚さが特徴だ。サツマイモのスイーツというと和モノだと思いがちだが、これは生クリームの中にサツマイモの甘さが溶けだしているような感じで意外にも洋風スイーツのテイストに思えた。

ホイップ!モンブランあん団子

「ホイップ!モンブランあん団子」は、いわゆるケーキのモンブランをイメージしてはいけない。確かにモンブランクリームとモンブラン餡という違いはあるのだが、一般的なモンブランクリームがマロン風味なクリームだと感じるのに対して、本品の餡は「甘栗をそのままペーストにして甘くした」と感じた。よって栗の甘さ・皮の渋み・ホクホクねっとり感というすべてを同時に感じることができる。そこがケーキとの違いでもあるし、面白いところでもある。

クリスマスケーキもいいがスイーツ団子もいいなと感じるとともに、和洋どちらにも取れるので寒い日に渋い緑茶や、コーヒー・紅茶に合わせて団子をいただくのも良い過ごしかたなのかもしれない。
同店の概要は次の通り。

■「ホイップandan5上野6丁目店」概要
【住所】 東京都台東区上野6-10-7A棟8号
【営業時間/定休日】 11:00~18:30 ※当面の間、営業時間短縮中 / 年中無休
【アクセス】 JR山手線、銀座線、日比谷線上野駅5b出口、徒歩2分
【ホームページURL】 https://bit.ly/3qEkFer

※写真はすべて記者撮影

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