NY大雪予想の当日朝、なんだ、天気予報って外れるんだ….

  by あおぞら  Tags :  

ニューヨークはコロナ禍で疲れすぎていたんでしょうね。昨夜、夕方から大雪になるとニュースは伝え、レポーター達は街に出て大雪に備え買い物をする市民や、早めに帰宅する仕事を持つ人たち等をインタビューしていました。

数年ぶりの大雪と天気予報は伝えます。「15時あたりから降り出し翌朝も振り続けるでしょう」と言うものの、気象予報士の予報は当たらず、まだ予報時刻にも”雪降らず”と思っていたら「雪はまだ降っていません」とその時間に訂正をいれるという責任感。しかし、まぁ、意外に当たらないものなのですね。

数年ぶりの大雪予想の12月17日当日、早朝、古いアパートで観音開きの窓を開けると、ガサっと積もった雪が観音開きの窓に押しやられ8階階下に落ちる音が聞こえました。雪の降る日はそれだけ音が静まるのでしょうか。

拍子抜け、窓を開けると大した雪は降っておらず、それほど騒ぐほどでもなかったようですね。ニューヨークがコロナ禍で疲弊したのは事実です。その為、普段なら大雪は決して嬉しいニュースではないのですが、インタビューに答えるニューヨーク市民は雪を楽しみにしているようでした。降雪もエンターテイメントと今年はとらえる程、ニューヨークには”忍”の年だったのでしょう。

雪は街を変えます。特にニューヨークに雪が降ると、まるでニューヨーク土産のスノードームのホンモノが目の前に現れるようです。そして、夜を明るくします、夜明け前を明るくします。道路に降り積もる雪に街灯が反射すると、街に地面から仄かな明かりが広がります。雪色を反映してその色は蛍光灯色です。

ニューヨークの雪対策は万端で、市バスは2台分を真ん中蛇腹で繋げた長いものが主流ですが、昨日の午後からすでに1台分の通常バスの運行で、バスが小さくなる分運行回数を増やしていました。大げさくらいに大きなバスのタイヤにチェーンを巻いていました。

大雪予報が出ても今までここまで準備が整っていなかったように思えるのですが、このコロナ禍でニューヨーカーは準備することにより訓練されたのかもしれません。

シェルターと呼ばれるホームレスを収容する施設もフル稼働で、また、無料で食事を提供するバンのボランティアも、昨年より受給する人たちが2倍とインタビューに答えていました。

戦争が今起こっていないアメリカは平和です。クリスマスに戦地で迎える兵士の過酷さを思うと平和の大切さがわかります。ただ、戦争がないと安心出来ていても、今年は新型コロナウイルスの感染により、世界中経済的打撃を受けました。職を無くして昨年とは全く違うクリスマス・シーズンを迎えている人も多いと思います。

耐えましょう、耐えましょう。暗くならずにどうにか上を向いていましょう。

大雪予想の朝、拍子抜けの降雪量、なんでも「嬉しい!」と受け入れましょう。そのうちいいことありますよ…. きっと。

ニューヨークから発信しています