自転車の盗難対策といえば、ワイヤー錠やチェーン錠などが定番。そんななか、先日Twitterでとある芸術家の斬新な発想が大注目を浴びていました。
今日会った人が「ガードレールに似せることでパクられないチャリ」をつくってて、あ、天才がいる、と思った。https://t.co/YAkkpc8pBo pic.twitter.com/iej4Rd61x0
— アフロマンス (@afromance) December 13, 2020
https://twitter.com/afromance/status/1338068901599449088
今日会った人が「ガードレールに似せることでパクられないチャリ」をつくってて、あ、天才がいる、と思った。
とコメントを添えて、今月13日にアフロマンス(@afromance)さんがTwitterに投稿したのがこちらの写真。
自転車をガードレールにくくりつけるのではなく、自転車自体をガードレールそっくりにしてしまうことで、盗難を防ぐという大胆な発想! 持ち主でさえどこに駐輪したかわからなくなってしまいそうなほど、リアルなつくりです。
作者であるよねもとよねさんに、この自転車についてお話を伺いました。
――作品名を教えてください。
よねもとよねさん:『ガードレール自転車』
――どういった経緯でこの自転車を製作したのでしょうか。
よねもとさん:4年ほど前、片桐仁さんと乙幡啓子さんのイベント『また、つまらぬものを作ってしまった』(ものづくりで大喜利するようなイベントです)で披露させてもらった作品です。
自分自身、自転車をよく盗まれていたので、いかに盗まれないかを面白可笑しく考え、このガードレールに擬態するアイデアが浮かびました。最初はアイデアをイラストに起こしただけだったんですが、片桐仁さんと乙幡啓子さんに笑ってもらいたいという気持ちで実際に作ってみました。
▲よねもとさんによるアイデアイラスト
――自転車は実際に走行できるのでしょうか。
よねもとさん:走行できません。
実際に乗って走ることはできないとのことですが、見ているだけでも楽しい『ガードレール自転車』。Twitterでは作品に対して以下のようなコメントが寄せられています。
・自転車が擬態するのかー、すごい!
・これなら撤去もされないかも…
・昆虫の進化みたいで興味深いです
・ガードレールと間違えて別のチャリ止められてチェーン付けられそう
・知らずに腰掛けてしまいそうです
・東京限定ですね(笑)
こちら、よねもとよねさんの作品で、今は粘土で怪獣をつくることが多いそうです(なんか、かわいいんだよな…)
他にも、鼻が回る扇風機や、食品の添加物の怪獣とそれを倒すネイチャーマンというヒーローをつくったり、アイディアある作風が素敵。
インスタで作品見れます↓https://t.co/lJb2vtjDvy pic.twitter.com/j87Xm2RWkv
— アフロマンス (@afromance) December 14, 2020
https://twitter.com/afromance/status/1338314384737636352
他にもクスッと笑えるユニークな作品を多数製作しているよねもとさん。作品はよねもとさんのInstagramからチェックできます。
・よねもとよね(@yonemotoyone)さん Instagram
https://www.instagram.com/yonemotoyone/[リンク]
※記事化協力:アフロマンス(@afromance)さん
https://twitter.com/afromance
よねもとよね(@yonemotoyone)さん
https://www.instagram.com/yonemotoyone/