梯子を外された渡部建は当然の報いを受けたまで 芸能界にもう居場所はないと思う

  by あおぞら  Tags :  

『梯子を外す』という諺が英語でもあるのか調べてみたところ、ドンピシャのモノはなかったので、アメリカでは日本より『梯子を外される』ことは少ないのかもしれない… イヤ、そんなこともないか?

さて、そのまさに『梯子を外された』渡部建の現状だが、物事は基本、起承転結があり、何かが起因することで次の現象は起こる。その連鎖が日々の営みであり、人生である。だから人に優しく、礼儀正しく、嘘はつかずに、当然人は貶めないよう努めるのである。善い行いをすれば良い報いが、悪い行いをすればしっぺ返しを食らうのが常なのである。

渡部建がこれほどまでに世間から反発を食らうのは、善人面して悪事を働いていたからであり、自分にとり利益になる人には良い人でいて、格下や利益にならない人には挨拶すらもしなかったと言う、人として恥ずべき態度をとり続けていたことだ。

アメリカの悪いスーパーでたまにあることだが、ひき肉を買った際、表面は赤身なのに、いざ調理で肉のパックのラップを破り、肉を切り出すと、中身が変色して傷んでいるものが挟まれていることがある。悪知恵を使うその姑息さを思いきり軽蔑したい。

渡部建の姑息さは、それに似通うものがある。

はじめから記者会見などするつもりはないから、餌食にされた週刊文春からあえてインタビューを受け、第二弾、三弾の連打を食い止める手段を打った。

年末の目玉番組で袴田吉彦や原田龍二のように不倫で笑いを取りチャラにしようという計画だったのだろう。それが、おそらく番組制作者側からリークが出た。快く思っていない人はいるだろう、また、そうしてもらってよかったと思うし、彼等の不倫も容認できないが、この場合質が全く違う。

リークが表立てば、渡部としてはもう矢面に立つしかない。自分の復帰の為には記者会見をするしかない。自分の利益のために開いた記者会見だから、自分を守ることにしか徹しられない。よって、言えない、答えられないの回答が繰り返されるのみ。あれなら、記者会見の意味がない。

ウソで塗り固められた芸能人生だったのだろう。配偶者にまで「不倫は結婚前だった」と言うようにと不倫相手と口裏を合わせ、どれだけ卑怯で汚いのか。どうすれば、そこまで歪んだ人間になれるのか不思議に思う。しかし、芸能界では爽やかさで売っていて、事実、ガムや炭酸水製造機のような清涼感を必要とする広告に出ていたのだから、その裏表のギャップに呆れる。

人望も人徳もないようで、芸人仲間からも手は差し伸べられない様子。相方の児嶋一哉もずっと小ばかにされた態度をカメラの前でもとられていたくらいだし、火中の栗を拾うにはあまりにもリスキー過ぎる。

小ばかにされながら頑張ってきた相方の児嶋一哉は俳優としての能力も高く、渡部建不在中、存在力を見せつけた。実はこちらの方が実力があったことがわかった。

佐々木希も自分を平気で裏切り、その上に不倫相手と口裏合わせまで仕込むこんな相手とはさっさと別れた方がいい。夫以前に人としてダメだ。

渡部建も芸能界にしがみつかずに、飲食関連の仕事なら手助けしてくれる人もいるのではないだろうか。あそこまで破廉恥な騒ぎを起こしておいて、テレビ業界に戻ってこようと思う所が甘い。人には再起もチャンスも与えられるべきだと思う。しかし、渡部建のあの事件および、雲隠れの後、テレビ出演予定がわかり急遽の記者会見と、あまりにも自分の目先のことしか考えていない軽薄さが苛立たしい。

再起やチャンスは何も芸能界のみにあるとは決まっていない。それ以外でご活躍になるといい。

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