「ダメ。ゼッタイ。」を地で行く母親の愚行とは

  by 香椎みるめ  Tags :  

先日、米国ワシントン州警察のパトロール隊が一台の車をスピード違反で検挙した。運転席に座っていたのは28歳の女性。助手席にはフィアンセが同乗していた。

事情を聞こうとした警官は、彼女の罪が速度違反だけではないとすぐに気付いた。マリファナの匂いが漂っていたからだ。案の定、車内を調べると麻薬や道具一式が次々と出てきて、彼女は「麻薬を吸って運転していた」と認めた。

罪を重ねている後部座席にはスノーボードやギターが散乱していたが、警官はさらに後部――トランクからの物音に気付いた。そこを開けるとなんと3人の子どもと1匹の子犬が現れたのだ。

8歳の女の子、7歳と5歳の男の子は全員マリファナでも検挙された女性の子どもだ。トランクというスペースに3人が押し込められていたと想像するだけで恐ろしい。ブラックの車体、昼間と熱がこもりやすい環境でもあった。何かあっても不思議ではない。

ちなみに、どうしようもない女と男は「子どもたちがトランクに勝手に入り込んだ」と供述しているが…。

画像: 事件の“舞台”となった車の画像を伝えるニュースサイトより
http://www.nydailynews.com/news/national/mom-arrested-trooper-finds-3-kids-trunk-a-dog-article-1.1168262

香椎みるめ: フリーのライター、英日翻訳者、校閲者の三刀流。平成生まれ。性別は秘密。ウェブマガジン「GIGAMEN」で10年、計1890本以上の記事を執筆。サッカーの観戦記から始まった物書き屋は、「Yahoo!ニュース」や「ガジェット通信」に掲載された経験も活かしつつ、今は日本市場へ参入する海外企業の皆さんとタッグを組みながら、ありとあらゆる「文字を書くお仕事」をこなす日々。

Twitter: GigaMirumeK