元NY市長も、ジャネット・ジャクソンも人種差別を受けていた

  by あおぞら  Tags :  

アフリカ系アメリカ人でニューヨーク市長を初めて務めたデイヴィッド・ディンキンス市長が、11月23日お亡くなりになった。93歳であった。

1990年代後半、元市長をお見かけしたことがあった。ウォルドルフ・アストリア・ホテルのエントランス近くで、白人の少年の肩を抱きながら、元市長はお馴染みの蝶ネクタイをして、その姿をカメラは追っていた。小柄な方だったが、オーラと言うものは実際あるのだと思えるほどの輝きがあった。

ディンキンス元ニューヨーク市長が亡くなれて思い出したことがある。元市長がタクシーに乗ろうとしたら黒人が理由であるかわからないが、乗車拒否と言うか平気で素通りされたと言うのだ。ご自身はそのような人種差別をされたと思える行為にショックを受けていた。

例えば我ら日本人は黄色人種だが、あまり肌の色に違いがあるわけではないが、黒人の肌の色はかなりの色の違いが目立つ。そして黒人と言うだけで差別されていることは日常茶飯事である。

ジャネット・ジャクソンの衝撃的な発言に驚いたことがあった。2007年10月にアルバム『The Velvet Rope』をリリースした。このヴェルヴェト・ロープというのは、ナイトクラブや映画のプレミアなどで、ヴェルヴェット布地の高級感のあるロープで、分断するのに使われるものだが、ジャネット・ジャクソンが確かマンハッタンで、アパートの内見をする際、素顔で訪れたため、案内する不動産会社の人が、スーパー・スターであることに気づかず、邪険に扱われたと言うのだ。

その時、不動産会社の人にまるで排除されたような疎外感を味わった気持ちを、『The Velvet Rope』と言うアルバム・タイトルにしたと。

有名人が図らずも人種差別されて、それをこうやって公表することには大きな意味があると思う。

人種差別する人は、自分が実に愚かしく、無知で、情けない弱虫であることに気付くべきである。

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