オープンしてから1年半のエンパイア・アウトレット 美しいけど四字熟語で例えると”青息吐息”

  by あおぞら  Tags :  

人生は思い通りに、イヤ、計画通りにいかぬもの…とういのが、よくわかるアウトレットがニューヨークにある。アメリカのアウトレットは基本巨大で、ウッドベリーコモンプレミアム・アウトレットと言うマンハッタンから片道1時間程かかるアウトレットには、マンハッタンから直行専用バスもある。バスで1時間もかける道のりは、ニューヨークの郊外の自然も見られるし、紅葉の時期ならバスから鮮やかなグラデーションが楽しめる特典もある。

そんなに遠出をしなくてもマンハッタンから無料のフェリーで25分で行けるエンパイア・アウトレットが、昨年2019年5月にスタテンアイランドにオープンした。因みに”エンパイア”と言うのはニューヨーク州の愛称で、各州には愛称があり、隣のニュージャージー州はガーデンステート、先の選挙で集計で揉めたフロリダ州はサンシャインステイトと呼ばれている。↑写真のエンパイア・アウトレットの入り口”EO”のオブジェはEmpire Outletsの略である。写真のチューリップは開くとベンチになる凝り様。

昨年の5月のオープンから1年半経過しているが、今年初めて行ってみた感触では、閑古鳥が鳴いていた。それも数回行ってその都度鳴いていた。閑古鳥の鳴き声はきっと泣き声だろうと思う程だった。コロナ禍で営業停止の期間が数か月続き、客足は更に遠ざかり、綺麗な新しいままのアウトレットの閑散振りは目を覆いたくなるほど。理由はいくつかあるだろうが、いかんせん小さい。

フェリー乗り場からは直結していて地の利は得ている。アウトレットの入り口前に立て看板があり、店舗名が書かれているがアウトレットと呼ぶにはあまりにも寂しい。

休憩用のベンチもオシャレにできているし、小さな噴水も目を楽しませ、フォトスポット↓まであるのだが、誰もここで写真を撮っている姿を見たことはない。右側に描かれたフェリーは無料でマンハッタン⇔スタテンアイランド間を1時間平均2往復で運行している。このフェリーから自由の女神もバッチリ見える。

人を避けて写真を撮ったわけでなく、人がいないのである。こんなアウトレットは実に珍しい。昨年のオープンから1年半が経つ。途中新型コロナ感染でアウトレットを一時期閉じた不運もあるが、それにしてもここまで大々的に手掛けたアウトレット、しかも、マンハッタンから30分(フェリー25分、徒歩5分)で行けるがこの状況では、客足が見込めなければこのまま続けて赤字を増やしていくわけにはいかないだろう

あまりにも美しいアウトレットで、この場所から絶景のマンハッタンが見られる好立地。もし、ニューヨークにお越しになる際には、観光地の一つに入れて頂きたいくらいだ。ただ、行かれる前にホームページで存在確認はされておいた方がいいかもしれない。

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