京都、福岡、山形の国際映画祭でグランプリ3冠を受賞し話題を呼んだ、インディーズ短編映画『グラフィティ・グラフィティ!』(監督 松尾豪)が、11月20日(金)から1週間、TOHOシネマズ池袋で異例のシネコン公開される。
世界的アーティストが手がける劇中グラフィティ
『グラフィティ・グラフィティ!』は、田舎町の商店街でシャッターに落書きする女子高生と店主の、グラフィティを巡る攻防戦をハートフルに描いた短編映画。劇中に登場する落書きは、NYを拠点に活躍するグラフィティ・アーティストSHIROが手がけている。
監督の松尾豪は、高校在学中だけで15本、日大芸術学部では50本の映画を作り上げ、その手法も実写からアニメーション、モーショングラフィックまで多岐に渡る、異色の映像作家。SHIROのグラフィティと、松尾監督のVFXのコラボレーションも見どころの1つだ。
人気声優もハマる、中毒性の高い短編映画
映画祭やミニシアター上映時から話題を呼び、満を持しての劇場公開を迎えるに当たって、アニメ『けものフレンズ』のサーバル役で人気を博す声優・尾崎由香は「グラフィティの見方が確実に変わる!」とコメント。『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督も「落書きが世界を変える力に繋がっている」と賞賛を寄せている。
(ある意味) 今、最もチケットの取りにくい映画?!
20日(金)からの上映は、連日キャスト・スタッフの舞台挨拶をはじめ、上田慎一郎監督などゲストが多数登壇する。が故に、TOHOシネマズのコロナ対策上、当日券が販売できず、チケットは全て<ローチケ>前売り券のみの発売となる。
舞台挨拶情報は、劇場HPにも記載されないので、松尾監督は「口コミで知って頂くしかない!」と、SNS上の自作漫画でチケットの買い方を説明。鑑賞を検討される方は要注意だ。
【購入リンク】https://l-tike.com/cinema/mevent/?mid=553393
シネコンでインディーズ短編映画を堪能できる、稀有な機会。普段は大作映画しか観ない派の方にも是非、足を運んでみて欲しい。
※ 画像提供:GOING FILMS