大人向けプレミアシリーズの第2弾『ファンタ プレミアピーチ』を飲んでみた!

  by 古川 智規  Tags :  

コカ・コーラシステムは「ファンタ」ブランドから果実本来の甘さとピューレが入った味わいを楽しめる「ファンタ プレミアピーチ」を全国発売している。
「ファンタ プレミアピーチ」は、すでに発売している「ファンタ プレミアグレープ」に続くプレミアシリーズの新フレーバーだ。プレミアグレープが好評を博したことからその第2弾となるプレミアピーチの発売にも注目が集まった。
記者も多くの大人と同様に子供のころに好んで飲んだファンタオレンジやファンタグレープ、ファンタレモンのファンだった。大人になると味のし好も変わり、子供向けというイメージの強いファンタからは遠のいている方も多いのではないだろうか。プレミアシリーズは大人向けとして発売されているのでプレミアグレープを飲んだ方はご存知かと思うが、子供のころに飲んだ懐かしい味わいを踏襲しつつも大人の好みに合致させた「昔のファン」と「新しい大人」には待望のファンタという表現は言い過ぎであろうか。
新商品を含めてこれら2品を飲んでみたので、記者の年齢には昔懐かしいファンタとの比較もまじえてレビューする。

まずは、3月に発売を開始した「プレミアグレープ」だ。
出荷本数2200万本という驚異的な数字をたたき出した本品は、「今となってはファンタは飲まなくなったけど本当は好きなんだ」という大人の層が多くいることを証明した形となった。
ファンタグレープの味わいに果汁をプラスして炭酸を少し抑えた感じの本品は、スパークリングワインの風味さえ感じさせ自然な果汁の甘さでさわやかなノド越しを楽しむことができる。これはすでにご存じの方も多いだろう。

今回新発売の「ファンタプレミアピーチ」は、プレミアグレープと同様にすりつぶしピューレを使用した果汁13%。本品をグラスに注いだ際の「にごり」でそれがわかる。
ファンタは炭酸飲料というカテゴリーだが、本シリーズは「果汁入り飲料(炭酸ガス入り)」である。本品に使用されてる果汁は黄桃と白桃で、もちろん人工甘味料は使用していない。
こちらも甘すぎずピーチの果汁の甘さが主に伝わるので、子供向けの炭酸飲料とは一味違った本物のおいしさを提供してくれる。500mlは多すぎる大人のために、しかし時間が経過すると抜けてしまう炭酸飲料の宿命を解決するために飲みきりサイズの380mlとしている。このサイズは一般的な500mlペットボトルと比較して細身になっているので、ちょっと持ち運んで飲む際にも女性のバッグに収まりやすいのではないだろうか。

同社が想定している本品の販売層は30代あるいは40代のようだが、子供のころにファンタを飲んで久しい方であれば年齢を問わず受け入れやすい新しいファンタと言えるだろう。
懐かしさと新しさを兼ね備えたファンタプレミアピーチも手に取ってみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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