坂の下にピザ屋がありました。一番近いピザ屋でアメリカのピザは大きなピザを十字に切って、更に十字に切って8枚切りで売られています。男性なら2枚、女性は1枚で抑える人たちが多いです。
テイクアウトは紙皿に一枚乗せて、それを大きな茶色の紙袋で風船みたいに空間をつくり手渡してくれます。その熱々のピザを持ち、坂を上って3分程で自宅に戻ります。エレベーター内は幸せなピザの匂いで一杯!
ただ、そのピザ屋は立ち退きで他に引っ越してしまい、その跡地はアパートが只今建設中。坂の下のピザ屋がなくなっても、近場にピザ屋はあります。そのピザ屋は昨年、小泉進一郎環境大臣が国連総会に出席された際、お付きの人とテレビカメラを連れて、庶民アピールでピザを食べた場末感満載のピザ屋で、イートインのテーブル部分は電気代をケチっているのか消灯していると言う変なピザ屋。そのピザ屋でテイクアウトしたくないんです、なんとなく。
じゃ、ピザが食べたくなったらどうするか? 簡単です、作るんです!
本格的に作るとなると強力粉とイースト菌が必要ですが、インスタントラーメンを作る感覚で作る方法は、薄力粉とベーキングパウダーを使います。発酵しないカンタンカンタンピザ生地を作るのです。
薄力粉・ベーキングパウダー・砂糖・塩・オリーブオイル・牛乳 これらをボウルに入れてお箸で混ぜ混ぜしますので手を汚しません。ピザ生地のかたさにして丸めて、打ち粉をしたまな板でピザ生地を成形します。
オーブントースター使用の方が圧倒的に楽なので、オーブントースターに入る長方形に仕上げました。天板にピザ生地を乗せて、オリーブオイルを薄く敷き、トマトソースを塗り、塩を少々振って、モツァレラチーズにトッピングを乗せ、オリーブオイルを振りかけてオーブントースターへ。200度で10分以上経過すると表面がグツグツしてきて、チーズに焦げ色がついたら完成です。
実に簡単!これならもうウーバーイーツは不要ですぞ!