飲食事業のKICHIRIが、Go To EAT キャンペーンに加え『Go To KICHIRI キャンペーン』をKICHIRI全店舗で実施しているのでKICHIRI新宿で取材した。
同行してくれたのはモデルの入月あやのさん。女子の目にはどう映ったのかも含めてレポートする。
本キャンペーンは3つのお得なイベントに大別される。まず人気のメニューやドリンクを52%増量(通常の約 1.5倍)して提供する。もちろんGO TOに掛けた語呂合わせである。約1.5倍はどのようなものなのか。
また、抽選で毎月52名に5,200円分のKICHIRI 全店舗で使えるお食事券プレゼント。
さらに、姓が後藤さんと伊藤さんだった場合は 会計時に身分証を提示するだけで10%OFFになる。
いずれも政府が行うGO TO EATキャンペーンと併用できるので、消費者にはうれしい実質の便乗『値下げ』である。
GO TO EATキャンペーンに参加する飲食店は徹底した感染症対策が求められる。入店時のエタノール消毒はもちろんのこと、非接触式の体温チェック、なるべく従業員と接触しないように席案内も店内地図によるセルフサービスだ。また今回は取材のために外してあるが、席にはパーティションが置いてあり複数人で利用する場合を想定して飛沫感染を防止する努力が図られている。フォークやスプーンも使い捨ての個包装という徹底ぶりだ。
加えて初体験だったのが注文方法だ。居酒屋でよく見るタブレットによるセルフオーダーをさらに進めた注文方式にはおどろいた。最初にプリントされたQRコードが渡され、それを自分のスマホで読み取るとブラウザで注文することができる。複数人で行った場合にそれぞれが自分のスマホで注文していくと、他のブラウザにも即座に注文が反映され、誤って重複しないように注文することができる。よって不特定多数が使うお店のタブレットではなく、自分のスマホで注文するので接触感染も防止する努力が垣間見える。この仕組みには入月さんも「他の人の注文がすぐに反映されるのはすごいですね。あれこれ相談しなくても自分が食べたいものだけを注文して、他の人が注文してくれていたらスルーするか、数量を増やすだけでいいので余計なことを話す必要がないんですね」とこのオーダー方式には関心を示した。
これ以降はすべて52%増量キャンペーン対象メニューだけを注文した。増量メニュー専用タブが出るので、そこから注文しよう。
究極レモンサワーは、フローズンサワーとごろっとレモンが入ったいつまでも、飲みきるまで冷たいサワーだ。左が通常サイズで右が増量サイズだ。
ハニーチーズはチーズ大好きの女子はもちろん、男性の記者でもこれは美味しいと思った逸品。甘くコクのあるチーズはこれだけでも十分美味しい。
増量メニューにあるハウスワインにも合いそうな気がする。赤でも白でもお好みの方をたっぷりと味わっていただきたい。
バーニャカウダもがっつり増量。野菜をたっぷりと採ることができるが、入月さんは「ソースが美味しいですね。残りの野菜いただきますねー!」とペロッと平らげてしまった。
温めたディップソースは確かにコクがあり、食べていくうちに煮詰まってさらに濃い味になるのでお酒もすすむという寸法だ。
唐揚げの量ときたら結構な山盛りで、外はカリッカリの味が付いた衣で、中はふんわりの鶏肉。しっかりと味が付いているので、いわゆる居酒屋メニューの定番中の定番だが差別化が難しいメニューでも、美味しさをかみしめることができるだろう。
大人気のローストビーフはたっぷりとガッツリいただこう。量はたくさんあるので遠慮はいらない。ローストされた柔らかい肉は、なかなかの分厚さで、食べ応えも十分。
大きな皿にドーンと盛られたローストビーフを食べ終わっても、その下にマッシュポテトがきっちり埋め込まれている。本場欧米のマッシュポテトは味がない記憶しかないが、これは滑らかでコクのある美味しいマッシュポテトだ。残ったソースと一緒に、安心して最後まで食べきっていただきたい。
もう一つの人気メニューは米国産のロースステーキ。ニンニク、オリーブオイル、スパイス、塩が添えられている。「K」の文字が塩で作られている。
とりあえずデカいので、これだけでも十分な量だ。グループでシェアしたいメニューだ。
素材の味を生かすなら塩だけというのが常識。ただし、素材に自信がないと塩だけでは供せないのもまた事実。本品はそれだけ自信があるのだろう。目立つ装飾で塩で食べろと言わんばかりだ。
ではということで塩で食べてみる。この塩は通常の食塩よりもかなり辛い(しょっぱい)ので、ほんの少しだけつけて食べることをお勧めする。なるほど、レアに近い中の肉の味と肉汁がほんの少しだけつけた塩が引き立てて美味しい。そして焼かれた外側はまことに香ばしい。
柔らかい肉なのでナイフは不要で箸で気軽にステーキを食べることができるのも、お酒の友としてはうれしい。
最後はデザート。記者はピスタチオのアイスクリームを、入月さんはモンブランを注文。
とりあえずデカい。見ただけでお腹いっぱいになりそうなスイーツ群だ。
モンブランってこんな形だっけ?と考え込んでしまうデカさに驚愕の入月さんは「これ食べきれるかなぁ?大きけどうれしい!」。外は秋らしい栗のクリームで、中はガッツリの生クリーム。モンブランは山をかたどったカップケーキのはずだが、カップというよりも丼をひっくり返して作ったような量と形相だ。
ピスタチオのアイスクリームは、ナッツ由来なのでそれほど甘くなく男性にもおススメ。加えて上に乗っているレンコンとゴボウの甘辛煮のようなものが美味しすぎて、これだけでおつまみになりそうな雰囲気だ。デザートで締めるはずが、もう1杯サワーを注文してしまった。それも52パーセント増量のやつだ。ちなみにピスタチオアイスは3つ乗ってるので、急がないと溶けてしまうから注意が必要だ。
最後にキャンペーンの詳細を記しておく。
すべてのキャンペーン期間は10月1日から12月31日まで
【キャンペーン特典① 】 毎月 52 名に 5,200 円のお食事券プレゼント
抽選で毎月52(Go To) 名 様に 5,200 円 (Go To) のKICHIRIグループお食事券をプレゼントします。
◇応募期間:毎月 1 日 10 00 から~その月末 23 59 まで
◇当選者数:毎月52 名様
◇応募条件:【 Go To EAT キャンペーン 】 の利用者限定
◇応募方法:テーブルの上にあるQR コードを読み取っていただき、そこから情報をご入力ください。【キャンペーン特典② 】 料理&ドリンク 52 %増量 提供
総料理長自慢の特製ローストビーフや米国産肩ロース 1 ポンドステーキなどの人気メニューや、究極ハイボールや究極レモンサワーなどのドリンク 10 種類以上を通常の52%増量して提供します。
※モバイルオーダーのみでの注文に限ります。
※期間中でも終了する可能性がございますのでご了承ください。
※店舗により品数が異なりますのでご了承ください。【キャンペーン特典③ 】 後藤&伊藤割
後藤さんと伊藤さんに朗報となる、会計時に身分証明書を提示するだけで 10%OFF になります。
※上限 5,200 円 まで
※1グループにつき 1 回のみの利用
便乗値上げはよく聞くあくどい商売だが、便乗「値下げ」はあまり聞いたことがない。政府のキャンペーンと同社独自のキャンペーンを併用することができる、というよりも同社では併用を推奨しているので利用しない手はない。どうせ外に食べに行くのであれば、これを機にお得に美味しく楽しんでみてはいかがだろうか。
モデル 入月あやの (いりづき あやの)
モデル・声優・日英バイリンガルMCとして活躍中。コスプレも好き。
得意分野はオタクカルチャー、言語、食文化、ハワイ情報。TOEIC965点。
Twitter @irizukiayano Instagram @ayano_irizuki
※写真はすべて記者撮影