インターネット上に溢れる様々な記事。情報過多ということもあってか、記事本文をきちんと読んで内容を把握する人よりも、記事の見出しを読んだだけでなんとなく内容を把握したつもりになっている人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
ネット上で公開されている記事は、そのほとんどが見出しで読者の興味を引いてクリックさせページビューを稼ぐという仕掛けがなされています。英語で言うところの、“クリックベイト(クリックを誘発させるための大袈裟な記事の見出しなど)”というやつですね。
We shouldn't have to say this, but you should read an article before you Tweet it. https://t.co/Apr9vZb2iI
So, we’ve been prompting some people to do exactly that. Here’s what we’ve learned so far. ⤵️
— Twitter Comms (@TwitterComms) September 24, 2020
https://twitter.com/TwitterComms/status/1309178715717369856
記事をツイートをする場合や、共有する場合は、リンク先の記事の内容を確認してから、ツイートをするようにしましょう。
Twitterでは一部の利用者を対象に、記事を読んだかどうかの催促表示をするテストをしています。以下はこのテストを通して、これまでに学んだことです
— Twitter Japan (@TwitterJP) September 25, 2020
https://twitter.com/TwitterJP/status/1309289971690348545
9月25日、Twitterは記事の内容をきちんと把握してからツイートするように呼びかけると共に、現在一部のユーザーを対象として、記事の内容を把握したか否かを確認するテストを実施していることを明らかにしました。
What’s next:
Making the prompt smaller after you’ve seen it once, because we get that you get it
Working on bringing these prompts to everyone globally soon pic.twitter.com/08WygQi06G— Twitter Comms (@TwitterComms) September 24, 2020
https://twitter.com/TwitterComms/status/1309178718456221696
任意の記事のURLが含まれるツイートやリツイートを投稿しようとすると、「見出しは記事の全容を伝えない(Headlines don’t tell the full story)」と注意喚起するメッセージが表示されます。
このメッセージが表示された後、記事をもっとよく読んだユーザーが40%増加したとのことです。また、リツイートする前に記事を読んだユーザーも33%増加したといいます。
次のステップとして、メッセージを1回見た後は表示サイズを小さくすることや、この機能を世界中のユーザーに向けて提供することが検討されているようです。
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/TwitterComms/status/1309178718456221696