肉!名店5選!GoToキャンペーンで味わう隠れたディープ京都焼肉

  by 丸野裕行  Tags :  

どうも、うまいものを食べるために仕事を頑張っているライターの丸野裕行です。

京都に生まれ、京都に育ち、京都に育てられて、様々な人脈や可愛がっていただける方々に支えられて今まで物書きとして生きてこられました。

いろいろな方と話す上で、一番熱く語り合ってしまうのが《食》のことです。

京都といえば、やはり京料理やおばんざい、懐石料理などをイメージしてしまうものなのですが、なによりそれ相応の立場にある方々が一番にこだわるのは、《肉》なんですね!

肉というのは、ご贈答に、船上バーベキューなどの各種イベントに、年末年始の祝い事などになくてはならないものなので、みなさんおいしいお肉にこだわります。

京都の焼肉店といえば、一乗寺『はつだ』祇園四条『肉料理荒川』烏丸『焼肉矢澤 京都』、大衆店では河原町の『アジェ』北野白梅町『大詔閣』など様々な名店がありますが、京都はそれだけじゃない!

そこで、肉にうるさい方々にお聞きした、あまり紹介されない京都のディープな名焼肉店を、今回は5店舗ご紹介したいと思います!

厳選1店舗目 『祇園 鹿六』

京都・祇園――。風情のある町家づくりの名店『祇園ささ木』『天ぷら圓堂』が立ち並ぶ八坂通りの一角に、昭和2年に建造された元料亭『祇園 鹿六』があります。

どちらかといえば、こちらはワンランク上の高級店になりますが、落ち着いた上質の空間の中、しつらえられた日本庭園を眺めながら、A4ランク以上の黒毛和牛を愉しむことができるという祇園の名店です。一応紹介しておきます。

先付けからは、焼肉店の概念を覆すほどの繊細な仕事がうかがえます。

厳選された刺身。醤油にくぐらせると、脂が弾き飛ばすほどのサシの入りよう。甘みが口の中一杯に広がります。

お次は、焼き。お値段はやはりそれなりですが、それなりの値打ちがあります。

評判のよい滋賀県の近江牛に力を入れておられるようですね。

ひと口お肉を口に含むと、その柔らかな肉質とあふれ出す旨味をあじわうことができます。

この他、こだわりの一品料理、肉の味わいを引き立たせるワインもたくさん取り揃えてあり、寛ぎの時間をすごすことができるでしょう。5年に一度の贅沢ですね。

『祇園鹿六(ぎおんかろく)』
住所:京都府京都市東山区八坂通東大路西入ル小松町566-25
TEL:075-561-6500
営業時間:ランチタイム/11:30~14:00 ディナータイム/17:00~22:30
定休日:月曜日、年末年始、その他臨時休業あり 
公式サイト:http://gionkaroku.com/

厳選2店舗目 『金太郎』

五条通り御前を北へ。御前通り東側にあるのが、古き良き街の焼肉屋さんを彷彿とさせる、たくさんの提灯と黄色いのれんが渋い『焼肉金太郎』

こちらは愛想のいいご主人と紫色に染まったヘアスタイルがファンキーな奥さんが営む、昔ながらの焼肉店です。現在は息子さんもお店に立たれています。

なんといってもこのお店の推しは、生ものの品ぞろえ! ユッケはもちろんのこと、旨いケジャン、そしてコブクロ刺し! 京都ではなかなか食べられません!

ホルモンの品ぞろえも素晴らしく、オススメはコリコリとした歯ごたえのウルテと、絶品のシビレ! シビレとはいわゆるリードボー(仔牛の胸腺)でむっちりまったりの歯ごたえ。

<写真:絶品辛口ウルテ>

<写真:つるん、まったり、サクサク歯ごたえのシビレ>

<写真:大量に注文!>

最後の〆は、他店なら極上扱いの「上カルビ」

これをご飯の上にバウンドさせて、一気にかき込みます!

幸せ以外のなにも感じられない名店です。

『金太郎』
住所:京都府京都市下京区西七条赤社町32
TEL: 075-312-8403
営業時間:[火~土]18:00~25:00(LO・24:30)
定休日:月曜日

厳選3店舗目 『焼肉ホルモン 赤提灯』

吉良邸に討ち入りをした赤穂浪士で有名な大石神社がある京都山科。この地に、地元だけではなく、全国各地や著名人が集う焼肉の名店があります。

それが『焼肉ホルモン 赤提灯』です。威勢のいいスタッフさんと美人女将が愛想よく出迎えてくれます。厨房をみると、業績上昇中の会社を別で経営されているヤリ手の社長が自慢のカレーを自分で仕込んでいるという光景。スタッフ一丸となってお店を盛り立てているのがよくわかりますね。

オススメは、薄切り上ミノの塩とアギプッコッチ焼き、ハラミ塩のおろしニンニクが大量にのった大人気メニュー。

このとき、同時に頼んでおきたいのが、水キムチ。

<写真:筆者の映画『木屋町DARUMA』の主題歌を歌うアーティスト兼お茶屋女将の満彩美姉さんのオススメ>

これをジンギスカン鍋のような鉄板で、一気に焼いていきます!

こちらの〆も上カルビ。最強の肉質です。

『焼肉ホルモン 赤提灯 山科店』
住所:京都府京都市山科区東野北井ノ上町2-8 ファービースコート東野 1F
TEL:075-502-3330
営業時間:17:30~23:00
定休日:木曜日・第3水曜日
公式サイト:http://akachouchin.com/foodmenu.php

厳選4店舗目 『水月亭 西院店』

4軒目は、本店が井筒和幸監督の映画・パッチギにも登場したと言われる『水月亭 西院店』です。地元客が多く集うこのお店は、本格的な韓国料理と豚ホルモンの焼肉が食べられるという知る人ぞ知るリーズナブルで足繁く通ってしまうお店です。

前菜として、ビールと一緒にいただくのは、名物のゆで豚と豚足。ゆで豚は柔らかく脂が舌の上でとろけます。テイクアウト可能で、自宅で風呂上りにリラックスしながら食べることも可能。

<写真:塩加減抜群の豚足とゆで豚>

続いて、ど~んとボリュームのある豚ホルモン。

特徴のある形状の鉄板は熱伝導率が高く、すぐにホルモンに火が通ります。

営業時間は非常に早く、平日でも15:00~、日祝は12:00~と絶品の豚ホルモンを食べることができるのがうれしい。運がよければ、他店よりも濃厚な絶品テールスープにありつけます。

こちらは、厳選の和牛ハラミが本日のオススメ黒板ボードに掲げられることもあり、この日もありました。

間違いなく絶品です。

『水月亭 西院店』
住所:京都府京都市右京区山ノ内赤山町1-16
TEL:075-312-1358
営業時間:[平日]15:00~22:00 [日・祝]12:00~21:00
定休日:水曜日

厳選5店舗目 『肉もん』

最後のディープな名焼肉店は、最近京都の中でも頭角を現している四条大宮交差点の『肉もん』です。

店員さんがとにかく威勢がよく、入店すれば元気がもらえます。ですが、ここで押さえておきたいポイントは、若い従業員の全員が肉に関する膨大な知識と肉を捌く技術をちゃんと身につけていることです。

ですから、全国各地から厳選され、集められたお肉の一枚一枚がまさに皿の上に咲く花びらのよう。

サシのオンパレードですね、本当に。

ホルモンも、名物の山わさびで食べるホソ、アギなど充実。

生ものも自慢で、その新鮮さには舌を巻きます。

そして極めつけは、ブロックで焼かれるハラミ肉! ナイフがスッと入るこの柔らかさは、まさしく極上の逸品ですね。

『肉もん 四条大宮本店』
住所:京都府京都市中京区錦大宮町130 メゾンドール四条大宮 1F
TEL:075-802-2296
営業時間:[平日・土] 17:30~25:00 [日・祝] 17:00~24:00(Lo.23:30)
定休日:第2第4木曜日
公式サイト:https://nikumon.owst.jp/

【ガジェット通信『京都で行くべき焼肉の隠れたディープ名店』】
https://youtu.be/5MgvHWFhRfE

今回の記事は、肉画像肉画像のオンパレードで、生粋の《肉好き》にはたまらない内容だったと思います!

他にも、北白川『天楽』北野白梅町の『江畑』などの名店もあり、京都はうまい焼肉の楽園です。

コロナ禍の中ですが、大規模なGoToキャンペーンが実施されている中、ご紹介したディープでうまい焼肉店を訪ねてみてはいかがでしょうか?

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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