このところ目にするイヤな人たち。それはバスの中で起き、イヤなら見なきゃあいいのですが、でも見てしまう….
何かと言いますとね、ニューヨークの市バスはコロナ禍のこともあり、緊急対策で市バスを無料化したのが3月の下旬から。
なぜ無料?の答えは『ニューヨークの都市交通局(MTA)は20日、新型コロナウイルス感染防止対策として、運転手と乗客の接触を避けるために、ローカル(各停)・バスでの料金徴収を行わないことを発表した』と、”バス運転手を感染させないために”とは、なんともバス運転手思いなニューヨーク。
ニューヨークのバスは運転手の横に、運賃箱とメトロカードで精算できる機械があるので、無料期間はそれを使わせないように後ろの入り口から乗るようになっていたのです。まぁ、措置も8月30日をもって終了で、翌日からは運賃を支払う通常運行に戻ります。
それで、このコロナ禍のありがたい措置のバス無料化の間、中国人の乗客が増えていたんですね。地下鉄よりバスを好む私は普段からバスに乗っているので、市バス無料化が定着し始めて、バス乗車率の高さに驚いていたのです。
たまたま私の乗る路線がチャイナタウンを通ると言うのもあるとは思うのですが、チャイナタウンではほんの短い距離でも乗って、そして降りていく中国人も多いのです。バスの待ち時間を考えると歩いた方が早いと思うのですけど… まっ、それは個人の自由でしょうから私がとやかく言う事ではない。
なにがイヤかと言うと、私が乗る路線バスには珍しく無料のマスクが入った容器が配置され(上記写真ご参照)、てっきり全路線と思っていたら、マスクを無料提供する方が珍しかったようですが、兎に角、カラが多いのです。
これ、バスとしては補充をしていると思いますよ。しかし、私がバスに乗ると目に入ってくるイヤな光景は、特に年配の中国人男性も女性もが、容器の底の取り出し口から一枚だけでなく、がさッと取っていくのです。
今まで中国人以外で無料のマスクを容器から引き出しているのを見たことがありません。ただ、救いは中高年の男女だけが、そのようなことをしています。中国人の若者はセーフ!
基本一人一枚のはずなんですけど、無料となれば凄い勢いでくすねていく中高年の中国人男女には辟易です。
日本の観光地で中国人が決まりを守らずに、観光地が迷惑しているニュースは見たことはありますが、それを思い出しました。
ああいう無料のマスクをがさッと取り込む中国人の中高年。中国人の評判が芳しくない理由はあの現場を見ればすぐわかります。
その瞬間は結構衝撃的です。見なきゃいいけど、見てしまうんですね、コレ、私もダメですね。