メジャーリーグとマイナーリーグの野球場の違い ◆ ヤンキースに見るこの落差から人生を学ぶ

  by あおぞら  Tags :  

物事には両面があり、美輪明宏さんの著書には『ああ正負の法則』というものがある、名著である。

正負という文字を見れば、良し悪しにわけられる印象があるが、『負』が必ずしも悪いわけではない。例えば、先ごろ2000万円もの寄付をした指原莉乃さんは、中学生の時に引きこもりをしていた、当然学校には不登校である。中学では目立たず、アイドルのみに興味を示して先の見えない10代の真っただ中にいた。

AKB48のオーデションに通り、後の活躍は目を見張るほどだが、聡明な指原莉乃さんは『負』をプラスに転化させた。負を正に自らの力でひっくり返したのである。

こういう成功例に学ぶのは、勝ち負けで言う負け組に対して興味を示したり、理解を深めたり、優しさを持つことだと思う。この『負』に対しての学びが少ない人は失敗する傾向にあると思う。要するに調子に乗りやすく、人間が浅いので、成功が一時のもので続かないのだ。

イヤイヤ、成功者でもない私がこういうことを書いても説得力に欠けると思う。

ただ、ニューヨークにある二つの野球場を比べて『負』に対してのストーリーをイメージ出来るようになっていたのは、少しの成長があったのかもしれないと感じた。

↑の写真は田中将大投手が活躍する、天下のヤンキースの本拠地、ヤンキースタジアムである。この球場は先ず美しい、そしてまるで神殿のような威厳があり圧倒される。グランドの人工芝の緑と観戦席の青のコントラストが美しい。シーズンが始まれば観戦に訪れるファンたちがワクワクした感じで、メトロノースという郊外列車に乗り込みヤンキースタジアム駅で乗客の殆どが下車し、駅から徒歩10分もかからない球場を目指す。ヤンキースタジアムはドル箱!花形選手の年俸も、球団も常にホクホク状態であろう。

さて、同じニューヨークにそのヤンキース傘下の野球場がある。マンハッタンからフェリーで25分、フェリー乗り場から徒歩で10分以内で行けるスタテンアイランド・ヤンキースの野球場である。1999年にマイナーリーグ2球団の統合により誕生した。

2001年にニューヨーク、スタテン島のリッチモンド・カウンティ・バンク・ボールパークを本拠地とした。↓写真右側にマンハッタンの摩天楼が見える。この写真には写りこまなかったが自由の女神像も見える位置にある天然芝の野球場である。

ヤンキースと聞けば即、ブロンクスにある迫力あるヤンキースタジアムを思い浮かべそうだが、実はヤンキース傘下のスタテンアイランド・ヤンキースも同じニューヨークにある野球チームなのである。同じヤンキースではあるのだが、違いはメジャーとマイナー、しかし、この違いは雲泥の差である。

ヤンキースタジアム、メジャーリーグとマイナーリーグの球場のこの違い。

なぜだろう、輝かしいメジャーリーグではないマイナーリーグに心惹かれるのは?

世の中メジャーが全てではない。メジャーが全てという考え方は問題が生じる。アメリカの人種問題もマジョリティーの白人が、マイノリティーの黒人を差別していると、白人警官が黒人容疑者の逮捕によって広まった。

ヤンキースもブロンクスを本拠地とするヤンキースだけでなく、観戦席が少なくオマケにマンハッタンからフェリーを使って観戦しに行くスタテンアイランド・ヤンキースがある。

メジャーはマイナーに、マイナーはメジャーにと相互理解が深まり、その理解を深めたりすると、ちょっとだけこの世の中が住みやすくなると思うのだが….

因みにマンハッタンとスタテン島を結ぶフェリーは24時間運航で、快適なたった25分船旅。しかも、フェリー代金は無料である。

野球場は入場しなくても外から眺めることが出来る。野球場の向こうに見えるマンハッタンの摩天楼群も乙な風景となる。

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