『ゾンビーズ2』主演メグ・ドネリー、主人公に共感 「自分の居場所を見つけようとする、間違いなくそれはわたし自身」

  by ときたたかし  Tags :  

全国のケーブルテレビおよびBS・CS放送などで放送中のディズニー・チャンネルにて、ディズニー・チャンネル・オリジナルムービー『ゾンビーズ2』が、7月23日(木)19:15より日本初放送となります。とある郊外の町シーブルックでチアリーダーの人間の少女アディソンとゾンビの少年ゼッドが恋に落ち、自分らしさを大切に成長していく姿を描いた前作『ゾンビーズ』から2年、待望の続編『ゾンビーズ2』では、自分探しを続けるアディソン、ゾンビと人間の可能性をより確実なものにしたいゼッドが、自分の信念を貫いて成長していく姿が描かれ、すべての人の共感を集めるストーリーに。前作よりボリュームアップした圧倒的な歌とダンス!チアリーダーたちによるポップ・ビートやゾンビたちによるヒップホップ!そして謎の狼族たちによって繰り広げられる圧倒的なダンスパフォーマンスは、爽快感にあふれ必見です。

このほど主人公のアディソン役を務めるメグ・ドネリーにオンラインでインタビュー!今回の続編が決定した時は、「本当にワクワクしたの!大好きなアディソンをまた演じることができて、それに今回は歌とダンスが本当に素晴らしくて、いろんなところがパワーアップしていて、本当に驚いたわ!」と感激したそう。続編の魅力、シリーズ全体の魅力について質問しました!

――今作のお楽しみポイントを教えてください!

メグ・ドネリー:もっと音楽があって、もっとダンスがあることだと思うわ。もっとずっとたくさんの歌や、ずっとたくさんのクレイジーで強烈なナンバーがあるの。それは間違いなく、楽しみにしてもらえることだと思う。それと新しいキャラクターたちね。とてもクールよ(笑)。

――演じたキャラクターですが、今回も自分と重なる部分がありましたか?

メグ・ドネリー:あったわ。彼女が自分自身を見つけようとするところや、自分の居場所を見つけようとするところ。特にハイスクールで。間違いなくそれはわたし自身だった。演技することや歌うことに関して、それがわたしが本当にやりたいことかどうか考えないといけなかったの。多くの人たちが、わたしに何をしてほしいかを伝えようとしていた。でも、それは自分自身で見つけないといけないことだと思うの。この映画全体を通したアディソンの心の成長は、わたしがすでに経験したことなの。だから、そういった心理状態にまた戻るのはとてもクールだったわ。

――メグさん自身は、ハイスクール時代、どうやって夢を探したんですか?きっかけはすぐに見つかったんですか?

メグ・ドネリー:わたしは子どもの頃に演劇学校に行ったの。だから、いつも歌ったり、踊ったりしていたわ。そして、それに対する自分の愛に気づいたのは、わたしが舞台で演じた時だったと思う。それはとても神経を擦り減らすことなの。舞台に立つと、とてもナーバスになる。でも、観客が拍手するのを聞いたり、舞台で演じている時の気持ちや、(そこで)得られるアドレナリンや興奮は、間違いなくわたしをパフォーマンスに引きつけたの。間違いなくそうやって気づいたわ。そうね。ほかには何もしたくないことがわかったのよ。

――最近、家にいる時間が長いかと思いますが、観た映画やドラマで面白かったものを教えてください。

メグ・ドネリー:そうね。「スポンジ・ボブ」を観ているわ(笑)。

――(笑)!

メグ・ドネリー:「スポンジ・ボブ」はわたしのお気に入りなの。イチバン!「スポンジ・ボブ」!たくさん観るのよ。ほかには何を観ているかしら?動画配信サービスでたくさんの作品を観たわ。最近観たものは何だったかしら?ワオ!タイトルを思いだせないくらいたくさんの作品を観たわ。

――本作がミュージカルということで、最近聴いて元気が出た音楽や、最近でなくても、ずっと自分の心の中にある自分だけの曲などについて教えてください。

メグ・ドネリー:ボブ・マーリーが大好きなの。彼がたぶん、わたしのお気に入りね。だから、彼をいつも聴いているわ。リラックスして落ち着くためにね。お気に入りの彼の歌は、「Three Little Birds」と「Waiting in Vain」よ。

違うムードの多くのプレイリストを作っているのよ。リラックスしているムードとか、ハッピーなムードとか、ワークアウト用のプレイリストとか、70年代のプレイリストとか。日本のプレイリストもあるわ。そういうもの素敵よ。

――日本のプレイリストとおっしゃいましたが、どんな日本の歌がそこに入っているんですか?

メグ・ドネリー:(携帯を見せながら)いくつかここにあるわ。ダイチ・ミウラ(三浦大知)?

――ああ、わかります!

メグ・ドネリー:ミナコ・ヨシダ(吉田美奈子)があるわ。パフュームむもね。J SOUL BROTHERS、EXILEね。そういったものが主なものよ。それと「卒業」。ユタカ、、、なんとか。

――ああ、尾崎?

メグ・ドネリー:そう、オザキ。あの歌が好き!

――そちらの状況も大変だとニュースで聞いていますが、今後の夢、やりたいこと、目下の目標について教えてください。

メグ・ドネリー:わたしの今のゴールと今の夢は同じだと思う。それは音楽と演技をすることのバランスを取ることなの。なぜなら、それをするのは時々難しかったりするからよ。究極の夢は、映画と音楽を同時にやっていくことなの。でも正直に言って、わたしのところに来るどんな機会も、とてもありがたいと感じているわ。なんでもやる。でも、映画と音楽をやりながら、そのバランスを取れたらとてもクールだと思う。それがわたしの究極のキャリアで目標よ。

――遊びとかはどうですか。どこかへ行きたいとか?

メグ・ドネリー:もう一度日本に是非行きたいの。なぜなら、東京に一度行っただけなの。もっと日本を探索したいわ。大阪にたくさん友人がいるの。だから、そこに行ってみたい。それと京都もね。行けたら楽しいでしょうね。7月に行ったことがあるのよ。だから、アツスギル(日本語で)。それでも楽しかったわ。それとヨーロッパにも行きたいわ。ヨーロッパにある、いろんな国すべてを旅行したい。それができたらとてもクールだわ。

――今日はありがとうございました!

メグ・ドネリー :バーイ(手を振りながら)。

■『ゾンビーズ2』ストーリー

ゾンビと人間が平和に暮らせるようになってから数か月たったある日。
ひょんなことから謎の“狼族”が住む森に迷い込んでしまったアディソンは、“狼族”を恐れる町の人々とは反対に、ルーツを守り誇り高く生きる“狼族”にあこがれを抱くように。
一方、ゾンビと人間のカップルがプロムに参加するというシーブルック高校創設以来、初めての試みを成功させることで頭がいっぱいのゼッド。
お互いに自分の可能性に挑戦する二人は“狼族”の出現によってすれ違ってしまい、果たして“狼族”が出現した目的とは?

●7月23日(木・祝)は「ゾンビーズ2」の放送に合わせて、
特別編成「ゾンビーズ2 プレミア・パーティー!」をお届け!

前作「ゾンビーズ」からの連続放送、さらに日本初放送の特別番組「ディセンダント リミックス・ダンスパーティー」も放送!
ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーで1、2を争う人気作関連の特別編成はファンならずとも必見ですよ!
7月23日(木・祝)
17:30~19:15 「ゾンビーズ」
19:15~21:00 「ゾンビーズ2」(日本初放送)
21:00~21:30 「ディセンダント リミックス・ダンスパーティー」(日本初放送)

(C) Disney

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo