ユニバーサル映画の名作ダイジェストに落涙! 特別映像「リターン・トゥ・シネマ」 全世界の映画館で上映が決定

  by ときたたかし  Tags :  

ハリウッドの老舗スタジオ、ユニバーサル映画が全世界の映画業界と映画を愛する人々を励ますため、スタジオが生みだした数々の名作の映像を特別&ふんだんに使用した特別映像「リターン・トゥ・シネマ」。この映像は状況に応じて順次、全世界の劇場で上映され、日本では7月17日(金)から全国劇場(一部劇場を除く)での上映がスタート。これは泣ける!

本映像は、ユニバーサル映画のアイコンとも言える『E.T.』(82)の名シーンで始まり、コロナ渦でしばらく止まっていた「映画」の時間が動き出します。「映画館でしか体験できない」夢への冒険、笑顔、心振るわせる感動、手に汗握る絶叫、そして様々な興奮によって、皆様の日々が「素晴らしい日々でありますように」と我々の心からの願いを映し出します。

先日の三部作連続放送も好評だった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを始め、大人気の『ミニオンズ』、『トロールズ』シリーズなどのアニメーション作品や、現在上映中の『透明人間』、『ドクター・ドリトル』、最新作への期待も高まる『ジュラシック・ワールド』、『ワイルド・スピード』などの大ヒットシリーズほか、数々の作品が散りばめられており、ラストシーンは、再び『E.T.』の映像とともに、映画と「これからも一緒に」のメッセージが。一度は観たことがある有名なシーンばかりですが、改めて連なって観るとこみ上げてくるものがあります。

そして日本国内では「リターン・トゥ・シネマ」の上映に加え、映画業界全体で取り組みを始めている「映画館に行こう!」キャンペーン2020が開始しており、映画館の安全性も呼びかけております。

新型コロナウイルスの影響によって、各国の映画館では休館や閉鎖を余儀なくされ、未だに再開できない地域があります。映画の都ハリウッドがあるカリフォルニア州では先週、新型コロナウイルスの感染が急拡大してしまい、州内すべての屋内営業のレストラン、バー、映画館が再び閉鎖の事態となっています。今回の動画は、この前例のない状況を踏まえ、「映画館だからこそ体験できる感動と興奮を思い出して、再び劇場へ戻って来てほしい」という思いを込め、誕生したそうです。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021年公開)
(C) 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
(C) 2020 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo