消毒担当クルー常設、アトラクションはどう乗る? USJが衛生対策を強化した新しい運営ル―ルで営業再開:USJ最新アドレス

  by ときたたかし  Tags :  

長期の休園が終わるユニバーサル・スタジオ・ジャパンは4日(木)、6月8日(月)のソフトオープン、6月19日(金)の一般営業再開を前に、新型コロナウイルス等感染症対策を徹底した、新しい運営方法と衛生強化対策をメディアに公開しました。予想はしていましたが、徹底しています。

■【パークでの衛生強化対策のご案内】

まずは入場前のエントランス。待ち列に足元サインを設置するなど、フィジカル・ディスタンスの確保を行います。完全な装備をした検温クルーが入場前の検温を行い、設置したアルコールによる手指消毒も。入場後、「大阪コロナ追跡システム」への登録案内も促され、万全の準備!

ライド・アトラクション(写真はハリウッド・ドリーム・ザ・ライド)では、入口で手指消毒を行うほか、マスク着用の徹底を行います。座席や安全バー の定期的な消毒も。フィジカル・ディスタンスの確保のため、待ち列には足元サイン設置や着席不可席の設定などを実施します。一列ごとに座るようですが、横は空けないようです。

シアター・アトラクションでも、ライド系と同様の対策を行います。前後一列空けての着席 、 座席の消毒の徹底を行いますが、横は空けないようです。ここは、横の席も空ける映画館などとは違うみたいですね。

一枚目の写真にもありますが、セサミストリートの仲間たちによるキャラクターグリーティングのような場面では、エンターテイナーとゲスト、 およびゲスト同士のフィジカル・ディスタンスの確保、マスク着用の徹底を実施。ハグやハイタッチなどはNGです。USJによると、パーク内の消毒に集中的に従事する担当クルーを新たに配置もするそうです。

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■【お知らせ】6月19日から地域限定の一般営業を再開します

なお以前の記事にも記しましたが、USJは、「人々が集まるすべての公共の場において新型コロナウイルスにさらされることは固有のリスクであり、来場中に曝露されないことを保証するものではありません」として、警戒を怠らないようにゲストに促しています。

ちなみに時期を同じくして再開する本場Universal Orlando Resortでも、徹底した対策が。ご参考までに。

画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo