今月20日、漫画家のさく兵衛(@sakubetaro)さんが、自身の経験を基にした漫画をTwitterに投稿。その内容が多くの共感の声を集めています。
パン屋で大変だった事をザックリと説明してみる① pic.twitter.com/h3cJ5ZTdPu
— さく兵衛@漫画家 (@sakubetaro) May 20, 2020
https://twitter.com/sakubetaro/status/1263028084002844674
②(おわり) pic.twitter.com/EBG7DnEMZg
— さく兵衛@漫画家 (@sakubetaro) May 20, 2020
https://twitter.com/sakubetaro/status/1263028522806697984
「パン屋で大変だった事をザックリと説明してみる」というタイトルで投稿された、全7ページの漫画。
以前、パン屋で働いていた経験があるというさく兵衛さん。周囲からは「楽しそう」「パン食べ放題」などとポジティブなイメージをもたれがちな職業ですが、実際は「楽しいとも言ってられない職場だったと思う」と複雑な心境で当時を振り返ります。
生地作り、発酵、成形、トッピングなどさまざまな製造工程の中で、さく兵衛さんは主にトッピング~焼成の部分を担当。
パンが発酵し過ぎてしまう「過発酵」を防ぐため、常に発酵具合をチェックしながら多くの種類のパンを扱うという苦労があったといいます。
ところがそれよりもさらに大変だったのが、焼き上がったパンを取り出す作業。200℃のオーブンで熱された鉄板はミトン越しにも熱く、勢いあまって腕を火傷してしまうことも……。
終業時には力尽き、毎日戦場のような忙しさだったと語るさく兵衛さん。バイトとしては割に合わなかったとしつつも、「終わった後に食べたパンの味は 何にも代えられない思い出だ」と漫画を締めくくっています。
投稿は大きな話題を呼び、約1.3万リツイート、約4.8万いいねを集める人気ツイートに(24日昼現在)。漫画を読んだ人からは、
・元パン職人です。すごく共感します、、、私の同期は1番上の窯から天板を取り出す際に、力み過ぎておでこでキャッチ(もちろん火傷)していました。麺台に立つときはミキサーとホイロと窯の動きを見ながら微調整して、、、パンは生きているので大変ですよね。
・昔働いていたパン屋のオーブンが観音開きで、私の二の腕には刀傷のような縦の焼き痕があります。w
目の回るしんどさ…でも楽しいんですよね。とくに生地の触り心地とか。←病気ですw・わかりすぎて100イイネ押したいです! 私はフレンチの現場ですが同時並行の調理で無慈悲になるタイマー…死にます。。。
といった共感の声が多数寄せられていたほか、
・昔、近所に美味しいパン専門店があったのですが、品出しをする職人さんたちの腕が火傷の跡だらけでめっちゃ引いた思い出が。どんな仕事も舞台裏は戦場ですね
ああ、鯛焼き屋さんの腕もそんなでした‥‥・パン屋さんにはいつも感謝している。こんなにおいしい手の込んだパンをこんなに私にも手に入るお値段で作って幸せな気持ちにしてくれるから。こんな重労働を毎日続けているパン屋さんには感謝と尊敬しかありません
・当たり前ですが素敵で楽なだけな仕事なんて無いんですよね。パン屋さんのおかげで朝、至福の時を過ごせてます。お疲れ様です!
といった感謝と労いの声も集まっていました。
宣伝もしておこう。
私が毎日Twitterで描いてる漫画「とある食肉用うさぎの話」がまとめてLINEマンガインディーズで読めます!https://t.co/0Ce3Meo2dT #LINEマンガ— さく兵衛@漫画家 (@sakubetaro) May 21, 2020
https://twitter.com/sakubetaro/status/1263322331482435585
※画像提供:さく兵衛@漫画家(@sakubetaro)さん
https://twitter.com/sakubetaro