松本人志さんが「ワイドナショー」で岡村隆史さんの女性蔑視発言に言及

5月10日放送の情報バラエティー番組「ワイドナショー」(フジテレビ)で、岡村隆史さんがラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」中で女性蔑視発言をしたとされる問題について取り上げられた。

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はじめゲストの古市憲寿さんが「気になったけどあんまり取り上げたくないニュース」とこの問題について発言すると、ファーストサマーウイカさんが女性の立場から、

「女性として見たらこれは怒られるなーというふうに思いました。自分はその対象の人間じゃないけども、なぜか傷つく部分や悲しい部分があったんで。(ラジオ内の発言は)大半の人が笑える、同調できるものじゃないといけないけど、あの一言は同調できる女性はゼロだったんじゃないかな」

と岡村さんの発言を厳しく指摘。

しかし、番組コメンテーターで、岡村さんにとって同じ吉本興業所属の先輩タレントである松本人志さんは、

「今の時代、一人で2時間生放送のラジオはリスキーだね。目の前にいるディレクター達が笑ってたら調子に乗っちゃう部分があると思う。イエローカード以上、レッドカード未満くらいかなと思うんですけど……」

と問題を分析した上で視聴者に対し、

「許してやってくれへんか?そこまで悪いやつじゃないやん。悪いこと言うやつが全て悪者じゃないから。そこは許してやってほしいなって俺は思いますね」

と熱をこめて哀願した。

SNS上では岡村さんへの否定意見が圧倒的なものの、近しい芸能界では立場の違いによって意見の別れるこの問題。今後さらに尾をひくことはあるのだろうか。

※画像は「ワイドナショー」公式サイトから引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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