「英語は全然できない」と言いながら海外に行くと外国人と流暢に会話をする人や、「運動は苦手」と言いながらスポーツ系のイベントで大活躍する人など、“自称○○できない”という自己紹介ほどあてにならないものはありません。
ところが先日Twitterに投稿されたこちらの“料理できない人のテーブルフォト”は本当に料理ができない人によって撮影されているのに、あまりにも写真が美しすぎると注目を集めました。
料理できない人のテーブルフォト。 pic.twitter.com/ebwipRn9Vv
— takei / CURBON (@take1official) May 4, 2020
料理できない人のテーブルフォト。
写真を投稿したのはフォトグラファーであり、写真に関わる会社を運営されている武井宏員さん。
普段はポートレートや旅撮影がメインであり、テーブルフォトはこちらが初挑戦とのことですが、なんとも美味しそうに焼き上げられたサバや半熟卵、湯気が立ちのぼる味噌汁などが撮影されています。
2枚目の写真には完璧なだし巻きたまごや、握り方や光沢が美しいいくらのおにぎりなどがワンプレートに盛りつけられています。写真が美しいのはさすがの一言ですし、写真の美しさによる補正はあるとしても、どう見たって料理ができない人による料理には思えません。
ところが、4枚目の写真を見てみると……
なんと美味しそうに見えた料理はすべてセブン-イレブンのお惣菜だったのです。最近のコンビニのお惣菜は本当に美味しくなりましたが、盛りつけや撮影にまでこだわると見た目も料理の上手な人が手作りしたように見えるとは……!
こちらの投稿には5月7日現在で2万件を超えるいいねを集め、「料理って配膳(配置)が大切なんだなぁ」「日本人は、目で食べると言われる所以ですね。」「武井さんが凄いのか、セブンが凄いのか。。。」「めっちゃ料理できるじゃん!!と思って見ていて4枚目で笑いました」などとたくさんの驚きの声が寄せられていました。
リプライ欄では「卵料理が多いのが気になる」という声も見受けられましたが、実はこちらは色味の統一感を意識し、違う色を混ぜすぎないように食材を選んだ結果だそう。普段何気なく食べているセブン-イレブンのお惣菜が、少しのこだわりでこんなにも映える写真になるなんて本当にすごいですね。
新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う緊急事態宣言の影響で普段の写真撮影ができなくなってしまっているという武井さんですが、今回のテーブルフォトをはじめ、「おうち時間」をきっかけに新しいチャレンジや発見の楽しさを実感しているそう。
普段から写真撮影を趣味にしていたけどしばらく撮影できずにいるという方は多いと思いますが、少し視点を変えれば身近なところに素敵な写真の被写体を見つけられるかもしれませんよ。
※画像提供:takei / CURBONさん(@take1official)