「さあ見つけるんだ 僕たちのHOME」 B’zがホームセッション動画でステイホーム呼びかけ

新型コロナウイルス流行による外出自粛が推奨される中、星野源さんなど多くのミュージシャンが自宅での演奏動画を公開して話題になっているが、とうとうあの大御所ユニットもその列に加わり音楽ファンに衝撃を与えている。

4月27日、稲葉浩志さんと松本孝弘さんによる音楽ユニットB’zが公式YouTubeチャンネルで「B’z “HOME” session」と題する自宅でのセッション動画を公開した。

二人が演奏するのは1998年のヒット曲「HOME」

B’z “HOME” session
https://www.youtube.com/watch?v=Xuv-uqfXHtU

さまざまなトラブルやわだかまりを越えて自分たちの“HOME”を見つけようと語りかけるラブソングだ。タイトルといい、曲の持つメッセージといい、今のご時世にぴったりの名曲セッションにYouTube、TwitterなどSNS上では大きな反響が起こっている。

「自分の為じゃなく誰かの為に大切なものを守るために…
そんな風に思えました。
コロナで我慢、自粛の日々ですがお二人を見たら我慢を希望に変えたらどうかと前向きになりました。
ありがとうございます!
やっぱりお二人は最高です」

「母親が高校生からファンのB’z。自分は物心ついた時から車の中とかで聞いてたし、言葉足らずでも歌ってたらしいw今自分は高3だけど18年間B’zを聴いて育ったし、何かあったら元気を貰ってた。
世界中が落ち込む今、ここまで元気づけてくれるアーティストは他にいるのかなって思った。」

「“あいつをいじめたってそんなのまるで答えにゃならないよ”という歌詞が非常刺さるご時世」

「歌詞やタイトルに登場するHOMEは“自分の中のよりどころ、ゆるぎないもの、それがあれば当面何がおきても大丈夫”
家に居よう。家で過ごそう。」

「普段、あんなに大きな音で、ゴリッゴリの演奏をしておきながら、重ねたアコギ&エレキギターとボーカル&コーラスだけでちゃんとB’z。
どんな場所でも松本さんが弾いて稲葉さんが歌ったらB’zになるの、当たり前なんだけど、凄い。
最小にして最強なB’z。」

これからゴールデンウィークを迎え読者のみなさんも外出したい願望は膨らむばかりだと思うが、今回のB’zのセッション動画のように自宅で耐え忍ぶことで意味を感じられるエンターテインメントもあると思う。早期の新型コロナウイルス終息を勝ち取るためにも、今しばらくは不要不急の外出を控えていただければなによりだ。

※画像はYouTubeより
https://www.youtube.com/watch?v=Xuv-uqfXHtU [リンク]

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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