「私は申請して、全部地域で消費」10万円給付金に関する和光市長のツイートが話題に

新型コロナウイルスの感染拡大をうけて総務省が国民一人あたりに一律10万円を給付することが発表され、その使い途に関して埼玉県・和光市長のツイートが話題になっている。

今回の給付金は申請すれば誰もが受け取れるものだが、4月20日の記者会見で菅義偉官房長官「(自分は)常識的には(申請)しない」と発言するなど、政治家や著名人を中心に申請しない意向を表明している人は多い。

そんな中、和光市の松本武洋市長は独特のスタンスだ。

「10万円、私は申請して、全部地域で消費させていただきます。申請しないと国庫に溶けてしまうだけ。本来、和光市には来ないお金なので、全額きっちり市内で使います。時節柄、飲食店のテイクアウトかなあ。タグ作ってみました。
#10万円の使い道 #10万円もらう政治家」

https://twitter.com/takeyanm/status/1252422061290475523?s=19

受け取らずに国庫に溶かしてしまうよりは、しっかり受け取って地域のために消費したいという市長の発信にTwitter上では大きな反響が起こっている。

「政治家や公務員は10万円を受け取るなみたいことをパフォーマンスで言う引退した元政治家も居ますが、現役市長さんが仰っていることの方が正しいです。お金を受け取って、使えば地域経済が潤います。お金の流れを考えて欲しいものですね。」

「この機会に、和光市内でテイクアウト出来るお店で、色々と食べて楽しもうと思ってます」

「いいと思います。
誰も反論しないですよ。
正しい使い方です。」

「めっちゃいいですね。頑張ってる地域に還元してください!」

「政治家はもらわない=美徳ではなく余裕がある人は必要なとこへ寄付をしたり消費をして経済を回すのがベストだと思います。」

和光市長の表明は概ね支持されているようだ。

たしかに現在の国家予算のあり方を考えると、受け取らなかったからと言ってその10万円が新型コロナウイルス対策に使われるとは限らない。経済的に困っていないという方も、困窮する地域経済を支援するために、和光市長のような給付金の使い方を検討してみてはいかがだろうか。

※画像はTwitter(@takeyanm)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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