世が世であれば有ったかも!? 昭和ローカルCM風の「テレワーク」CM動画が話題に

  by 中将タカノリ  Tags :  

映像の質感はもちろんナレーションから俳優の風情、サウンドまで昭和のローカルCM感満載の「テレワーク」のCM動画が話題になっている。

件の動画を制作したのは1980年代後半から90年代前半のカルチャーに精通する映像クリエイターのにしいさん(@Nishii_dec9)。

「お待たせしました。
お待たせしすぎたかもしれません。
新型コロナウイルスのリスクを減らし、自宅で安全に働くことができる、テレワークのCMを作りました。 https://t.co/HIxFsIj5UU」

https://twitter.com/Nishii_dec9/status/1249311058373701634?s=19

新型コロナウイルス流行をうけ急速に広まったテレワークという言葉だが、たしかに語感がちょっとダサめで昭和っぽい。そのあたりの絶妙なツボをついたにしいさんのセンスに、TwitterなどSNS上では大きな反響が起こっている。

ヒャダインさん
「女性の声の当時感が凄い。。女声の「時代弁」を再現できてる作品を初めて観ました。感動!」

https://twitter.com/HyadainMaeyamad/status/1249688984357224448?s=19

「最初の止め絵2連続で感じるローカルCM感」

「♩もしもしおうちで仕事中〜のCMソング、「自宅で」をしっかり立てるナレーション。ちょっととんでもない作品ですねこれ。時代で言うと「でんわばん」あたりでしょうか。。」

「ありがとうございます!
理想の昭和〜平成初期の、まだなんかパソコンに魔法的な期待があった時代のCMです!!(つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・
ロゴのフォントが完璧!」

「「コレハワタシノショクバ!」
いまや事務のおばちゃんからも聞くことのない独特のうわずった声がなんともいえません(笑)最高です。」

「この昭和感とブラックジョークに脱帽m(__)m」

なんとも言えない昭和当時の雰囲気にノスタルジーを感じる人、逆に新鮮味を感じる人など反応はさまざまだった。

なお、にしいさんは今回の動画に用いたサウンドロゴのデータを無料配布中。

「サウンドロゴのオリジナル音源(WAV・mp3)を無料配布します。使用用途が全く不明ですが、たくさん使ってテレワークを推進しましょう!
https://t.co/GT8dgfuekf」

https://twitter.com/Nishii_dec9/status/1249312137350021121?s=19

我こそという方は是非これを使って、テレワークのさらなる普及に貢献するような発信をしていただきたい。

※画像はTwitter(@Nishii_dec9)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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