1月24日(金)に公開後、ロングラン上映を続けている映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』が、大好評を受けて4月2日(木)まで上映を延長することがわかりました。映画ファンの間では、映画史上もっとも呪われた企画として有名で、構想30年、9度の頓挫でおなじみの一作です。
■新宿シネマカリテ:http://qualite.musashino-k.jp/movies/9214/
【上映延長のお知らせ】
明日で上映終了を予定しておりました『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』は、大好評のため4/2(木)まで上映を延長いたします!
今後のスケジュールは以下の通りです。3/25.26🕐14:10
3/27-4/2🕐13:55https://t.co/LEzm9N7M2B— シネマカリテ(公式) (@cinema_qualite) March 25, 2020
本作は、自然災害、資金破綻、主役が腰痛で帰国、ジョニー・デップが降板、NATO軍の戦闘機が飛び交い撮影中止などなど、名作『未来世紀ブラジル』の鬼才テリー・ギリアムが映画化を試みるも、そのたびに製作中止などの憂き目に遭い、幾度も頓挫してきた史上稀に見る企画です。構想から30年、ついに完成にしたギリアム執念の一作だけにさまざまな評判を呼び、その評価が真っ二つに割れていることも非常に味わい深いです。
▼映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』1月24日(金)公開/本予告
▼おはなし(新宿シネマカリテ公式サイト引用)
仕事への情熱を失くしたCM監督のトビー(アダム・ドライバー)は、スペインの田舎での撮影中、謎の男からDVDを渡される。偶然か運命か、それはトビーが学生時代に監督し、賞に輝いた映画『ドン・キホーテを殺した男』だった。舞台となった村が近くにあることを知ったトビーは現地を訪れるが、ドン・キホーテを演じた靴職人の老人(ジョナサン・プライス)は、自分は本物の騎士だと信じ込み、村の人々はトビーの映画のせいですっかり変わり果てていた。トビーのことを忠実な従者のサンチョだと思い込んだ老人は無理やりトビーを引き連れて、大冒険の旅へ出発する。
映画名
テリー・ギリアムのドン・キホーテ
上映期間
4月2日(木)まで〈ご好評につき、さらに1週間延長決定!〉
上映時間
2時間13分
公式HP
http://donquixote-movie.jp/index.html
製作年・製作国
2018/スペイン・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル合作
配給
ショウゲート