いくつ知ってる? 知られていないファストフード 16の秘密!

手軽でお財布にも優しい、いつでもどこでもお腹を満たせるファストフード。

無性にお腹が空いて何かを食べたいとき、ファストフードは本当に気軽で便利です。ほどよくこってりしたものが食べたくなったときなんかにも、ちゃんと満足感が得られますよね。

このように身近なファストフードですが、その業界のことを掘り下げていくと私たちが知ることのなかった意外な秘密が多いんです。

今回は意外に知られていないファストフード 16の秘密をご紹介していきます。

マクドナルドには秘密がたくさん

ファストフード店の中でも、特にマクドナルド(通称・マック/マクド)には多くの秘密があります

その1.店員さんはマクドナルドの商品を3割引で買うことができる

マックで働いている人には、通常の会社で言うところの“社員割引”に相当するスタッフ向けのサービスがあるようです。3割引きは大きいですよね。

その2.塩バーガーが店員の間で大流行した

……ハンバーガーにケチャップとマスタードを入れず、塩を振った《通称・塩バーガー》が「おいしい!」と一部の店舗の店員の間で大流行したことがあるそうです。

その3.フライドポテトの寿命は7分と決まっている

……マックフライポテトは揚げあがり7分間のあいだに売れなければ、廃棄処分となります。長時間経つと品質を保てないからだそうです。

その4.ハンバーガーの包み紙に貼られたM、K、P、O、S、C、Lシールの意味

……何かを抜いて欲しいと注文をすると、ハンバーガーの包み紙に変わったシールが貼りつけられます。シールにはそれぞれ、M=マスタード、K=ケチャップ、P=ピクルス、O=オニオン、S=ソース、C=チーズ、L=レタスという意味があります。ここにチェックを入れて、どこをカスタマイズしたかがわかるのです。

その5.ドリンクサイズには、S、M、Lの他に“J”というものがある

……一部店舗には、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズよりも上のジャンボサイズである“Jサイズ”を注文することができます。大きすぎる紙製のカップには、ストローが2本も刺せるそうです。

その6.ナゲットのカタチは4種類

……マックチキンナゲットのカタチは一見ランダムなように見えますが、4種類あります。これは、言われないと気づかないレベルですね。

その7.揚げ料理の時間の誤差は5秒まで

……チキンナゲットやマックフライポテトなどの揚げ物は、揚げる時間が厳しく決められています。その誤差は、5秒まで許されるとのことです。

その8.マクドナルドの“Mマーク”は、マクドナルドの頭文字のMが由来しているわけではない

……マクドナルドのマークは、マクドナルドの頭文字ではなく、ゴールデンアーチと呼ばれる橋のカタチをイメージしたものが発祥です。

その9.チキンマックナゲットの寿命は20分

……ナゲットは揚げあがりから20分経過しても売れない場合、廃棄してしまうルールです。

その10.マック主催のクルー同士の交流会がある

……店員同士の交流を図るためのパーティーをマクドナルド主催で開催。交流会の名称は『クルーPAM』と呼ばれます。

その11. クルー同士の恋愛を“マックラブ”と呼ぶ

……マクドナルドのクルー同士で恋愛することを“マックラブ”と呼びます。マックラブのためにマックでバイトする学生も多いそうです。

その12.世界的に店舗数が一番多いファストフード店はマクドナルドじゃない

……世界中で食べられるファストフード店の代表格といえば、マクドナルドをイメージしてしまう人が多いでしょうが、世界全体の店舗数では、サンドイッチチェーン『サブウェイ』が一番になります。

ファストフード店の客席はなぜ地下や2階にあるのか?

ここでは、ファストフード店全体の秘密について紐解いていきましょう。

その13.世界で初めてのファストフード、ハンバーガーチェーンは『ホワイトキャッスル』

……世界で一番初めに誕生したファストフードのハンバーガーチェーン店は、『ホワイトキャッスル』。聞きなれない店名ですが、創業1921年でアメリカを代表するハンバーガーチェーンの先駆者と言われています。しかもドライブスルーというシステムを考え出したのもホワイトキャッスルなので、同社は現在のファストフード店の礎を築いた存在であるといえるでしょう。

その14.ファーストフードではなく、“ファストフード”

……ついつい「ファースト」フードと発音しがちなこの言葉、実はこれは間違いです。正しくは“ファストフード”。意味としては「短時間調理、またはオーダーしてからすぐに食べられる手軽な食事のこと」を言います。ちなみに、共同通信社などの大手通信社やNHK、日本新聞協会、日本民間放送連盟では、“ファストフード”と統一表記しています。

その15.最もハンバーガーを食べている地域は、愛知県

……日本一ハンバーガーを食べている都道府県は、愛知県なのです。2016年、日本国民ひとりが1年間に食べるハンバーガーの数、ハンバーガー消費量ランキングで、愛知県では19.1個。全国平均では7個なので、その数の多さがよくわかりますね。

その16.ファストフード店の客席が2階や地下にある理由

……最近のファストフードの客席って、お店の外から見えづらいと思いませんか? 実はこれ、意図的なのです。客席の混み具合がカウンターに並ぶ前に見えてしまうと、面倒になってお店に入らないお客さんがいるのです。ドリンクやハンバーガー、ポテトを載せたトレイを持って、客席探しにウロウロしたくないですもんね。その心理をつき、現在ではカウンターからは直接見えない位置に客席を設置していると言われています。その方がより売り上げが上がるという、店舗設計のマニュアルまで存在しているそうですよ。

(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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