「おいおい、コンサートを来年に延期した私たちゃなんなのよ」 西郷輝彦さんが仙台の聖火リレー見物騒動に苦言

3月21日、仙台市内で行われた東京オリンピック聖火リレーに5万人以上もの見物客が集まった問題が波紋を広げている。

3月22日、歌手・俳優の西郷輝彦さんは自身のTwitterを更新し、「おいおい、コンサートを来年に延期した私たちゃなんなのよ」というツイートを投稿。

エンターテイメント業界は新型コロナウイルス感染防止のためと政府から要請を受け、身を削りながら断腸の思いでイベント開催を延期、中止している。西郷さんも自らのデビュー55周年記念コンサートを延期した。それにもかかわらず、当の行政がこのような体たらくでは怒りも沸くというものだ。西郷さんのツイートに対しTwitter上では大きな反響が起こっている。

「西郷さん、お怒りごもっともです!俳優仲間、タレント仲間と組んで是非とも声をあげてください!」

「西郷さんの怒り、ごもっともです。
街の音楽家達は、コンサート、ライブ、教室、発表会、みんな延期か中止になっています。仙台に5万人ってウルトラ大規模イベントじゃないですか!
 メジャーの方々、立ち上がって下さい‼️
音楽界芸術がこのままだと衰退してなくなってしまいそうです」

「西郷さんのおっしゃるとおりだと思います。私も楽しみにしていた舞台は中止になり涙を流したのに!これってなに?」

「安倍総理は防衛大学校の卒業式に出席されてました
全国の大学生が卒業式に出席できなかったというのに…」

「防衛大学校の卒業式に自分が出ることがわかったから14日の会見で“是非とも卒業式を行って欲しい”って言ったんでしょ?それよりも前に卒業式を諦めた学校が山ほどあったのわかってたのに。」

「五輪すらまだどうなるか判らない状態なのに、“聖火”は見に行くとは…、政府が言う“自粛”など到底国民の耳に入っていないのですね…。」

予定通り開催されるかどうかも怪しくなった東京オリンピック。聖火リレーは果たしてどこに向かって走っているのだろうか。

※画像はTwitter(@teruhikosaigo)より
https://twitter.com/teruhikosaigo/status/1241617286789648384 [リンク]

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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