アメリカの病院で治療や診察を受けた経験がある人なら、日本とアメリカの医療費の違いに驚いたことがあると思います。日本では数千円程度で済むようなことでも、アメリカでは数千ドル(数十万円)請求されたりするのが当たり前だったりします。なので、病院に行くことを嫌がるアメリカ人は多いものです。
日本で緊急治療が必要となり病院を訪れたアメリカ人女性のエピソードがTwitterで話題となっています。
An American client of mine experienced a medical emergency while in Tokyo. I insisted we go to the hospital. However, she was in tears, screaming that she couldn’t afford it, and absolutely didn’t want to go.
The grand total for her uninsured emergency room visit in Tokyo: $33 https://t.co/oJNpbf88aI
— Kyle McLain (@FarmboyinJapan) February 29, 2020
https://twitter.com/FarmboyinJapan/status/1233561303702093824
日本在住とおぼしきカイル・マクレーンさんが、救急医療が必要になったアメリカ人女性のクライアントが涙を流しながら、病院に行くことを拒否したエピソードをツイートしました。最終的に、医療費は無保険でも33ドル(約3450円)だったとのことです。アメリカ人女性はとんでもない金額の請求書がくると思い込んでいたのでしょう。
We had to take our son to the doctor today. The medicine was less than $5. This is a product of socialized healthcare. pic.twitter.com/QmnRMdj6fJ
— Ben Taylor (@Benjamin_Taylor) February 29, 2020
https://twitter.com/Benjamin_Taylor/status/1233614296560459776
スクウェア・エニックスでテクニカルディレクターとして働くベンジャミン・テイラーさんは、息子さんの医療費の領収書画像を投稿。日本人にとっては当たり前の光景ですが、アメリカ人は請求金額の違いに間違いなく驚くと思います。
その他にも、「発作性上室頻拍で大阪の病院に救急搬送された。医療費は200ドル(約2万1000円)だった。窓口の女性が“高額で申し訳ありません”と言ってきたので、笑いながらアメリカでは2万ドル(約210万円)請求されますと言っておいた」
「(日本で夜間に救急搬送され、アナフィラキシーの医療費が8000円だったというツイートに対して)医療保険に加入している近所の人が同じ症状で救急搬送されたけど、保険がきかない自己負担額は850ドル(約8万9000円)だって言ってたわ」
「ルイジアナで虫垂切除の手術を受けて、1万1000ドル(約115万円)くらい請求されました。貯金が空っぽになりました」といったエピソードが寄せられています。
期間の長短に関係なくアメリカに滞在する予定があるのであれば、アメリカの病院で受けた治療費や診察費もカバーしてくれる民間の医療保険に入っておいたほうがいいかもしれません。
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/Benjamin_Taylor/status/1233614296560459776